東京海洋大〜仙台堀川公園〜砂町銀座〜亀戸天神〜洲崎〜横十間川公園〜猿江恩賜公園〜押上
参考資料:東京山手・下町散歩(昭文社) コース56,57,59,55,39



今年は峠越えにまだ1回しか行っていないので、
海の日を含む3連休のどこかで峠越えに行く予定だったが、
梅雨で3日とも天気が悪かったため、急遽都内ポタリングに切り替えた。

まず首記参考資料の「コース56  リバーサイドウォーク 仙台堀川」を開始。
自宅近所の東京海洋大(旧東京商船大)が出発点だが、
早朝で構内に入れなかったためパス(翌日撮影)。
続いて隅田川沿いのテラスを走る。
この辺りはときどきテレビのロケをやっており、一週間位前も対岸でロケを見かけた。

次いで仙台堀川(せんだいぼりがわ)沿いに進み、
昔、貯木場があった木場(現在新木場に移転)を通過。
ここから全長3.7kmの仙台堀川親水公園が始まる。
下記の航空写真(ここから転載)から分かるように、かなり長い。
(大横川親水公園は以前行った。)
仙台堀川親水公園の途中の道はくねくね曲がって変化に富んでおり、
釣堀や動物小屋、遊具などの施設がある。
また、上記写真の「ヘ」の字の部分では、
親水公園と交差する道は1箇所以外すべて道の下を通過していて、
ほぼノンストップで走行できる。

やがて都営新宿線の東大島駅(ホームが川の上にある)に到着し、亀戸(かめいど)駅に移動。
ここから「コース57  下町商店街周遊 中の橋・砂町銀座」を開始。
下町のいくつかの商店街をつなぐコースだが、早朝なので人はあまりいなかった。

再び亀戸駅に戻り、「コース59  七福神めぐり 亀戸七福神」を開始。
まずは九州の大宰府天満宮を模したという亀戸天神に行き、
曲率半径の短い大小2つの太鼓橋を撮影。
この後、亀戸七福神の各寺社を廻る。

途中、雨が降り出したので一度カッパを着たところ、ひどく蒸れて、
走行は無理かと思われたが、幸いなことに雨はやんだ。
このとき寺の構内でカッパを脱着したため、ヤブ蚊に2箇所刺された。

このコースは周回なので再び亀戸駅に戻り、食事後、
参考資料の「コース55  鉄道探検 都電跡地・貨物線」を開始。
しかし走り始めてすぐ、また雨が降り出した。
10分位しても止まないので、再びカッパを着たが、幸いなことに数分で雨は止んだ。

このコースは都電の跡地の緑道公園を走る。
途中、貨物線の小名木川(おなぎがわ)駅を通過したが、数年前に廃駅となったようだ。

東西線の東陽町に到着し、首記参考資料の「コース39  リバーサイドウォーク 横十間川」を開始。
まず昔、遊郭だった洲崎(すさき)を調査した後、
横十間川(よこじゅっけんがわ)親水公園を走行。
途中、貯木場跡を公園にした猿江恩賜(さるえおんし)公園を撮影した後、押上に到着。
押上から自走して帰宅した。

今回1日で一気に5コース廻ったので、
首記ガイドブックに掲載されている115コースの残りはあと39コースとなった。

東京海洋大(旧東京商船大)1号館(1932年に再建)。
ツーリング当日は早朝で構内に入れなかったので、
以下の構内の写真は
次の日(海の日のイベントで構内が公開されていた)に撮影。



怪人二十面相が出てきそうな第一観測台
大きさ比較のため、自転車を入れて撮影。

第二観測台




現存する日本最古の帆船、明治丸(ここここここ)。
祝日の海の日に関係しているらしい。

東京海洋大の構内にある港(航空写真はここから転載)。
東京海洋大の敷地の外にある、
明治天皇聖蹟記念碑
東京海洋大と
清澄通りを隔てた反対側に置かれている錨。
説明がないので由来は不明。
隅田川の河口に浮かぶ月島の高層マンション群。
越中島公園。
隅田川の対岸は新川方面。

この辺りから、少し上流の永代橋、清洲橋までの
川の両側のテラスでは、ときどきテレビロケをやっている。
遊歩道は堤防上と川のそばの2本ある。
右上の橋は相生橋、その右が月島。
ミニ信号機があったが点灯していなかった。
実際に使われているのか不明。
月島の高層マンション群。
ここから隅田川は二手に分かれる。
永代橋。
左端が旧山一證券。
中央は日本IBM箱崎ビル。
屋形船。

川沿いの中華そば「おはる」。

なぜか青、黄、赤の国旗が掲げられている。
仙台堀川に掛かる橋。
この大げさな鉄骨部分は必要なのか?
仙台堀川の両側にまたがる
木場公園をつなぐ木場公園大橋。
木場付近は以前貯木場だったが、
新木場に移転した。
10月に木場の角乗(ここここ)の
実演があるらしい。

木場公園付近の昭和49年の写真(ここから転載)。川に材木が浮かんでいる。
ここによると、木場の貯木場は昭和46年から51年にかけて新木場に移転したので、
この写真は移転の最中と思われる。
一番下の道路は葛西橋通り。左右を流れるのは仙台堀川。上下を流れるのは大橋川。
ここから仙台堀川沿いに、全長3.7kmの
仙台堀川親水公園(ここここ)が続く。

仙台堀川の名前は、
川沿いの、清澄1丁目の太平洋セメント付近に
仙台藩の蔵屋敷があったのが由来らしい(ここここここ)。
同上。
同上。
公園内の釣堀。
同上。
昔の木場の様子(長い材木と船頭さん?)が描かれている。
同上。
同上。
この付近の水害を守るために建設された
尾高水門に使われた部品
同上。
親水公園の木場〜砂町間は、
このように一般道と交差する部分は下を通っているので、
道路を渡る個所は1箇所のみ。

同上。一般道の下を通る浮き橋。
同上。蔦に覆われた工場。
同上。

昔の仙台堀川。
        右の写真は、昭和49年頃の
        上の写真と同じ福島橋付近。
                (ここから転載)。
同上。
旧大石家住宅
早朝でまだ開園していなかった。

同上。
2つ目の釣堀。

最初のことかと思ったが、
ガマという植物らしい。
仙台堀川親水公園は、
この先、小名木川の手前で終わる。
関東の駅100選に選ばれている、
都営新宿線の東大島駅
旧中川の上にホームがある。
中川船番所資料館



東武亀戸線の踏切付近にあった妙な出っ張り。
中の橋商店街。
朝8時頃なので人出は少ない。
砂町銀座
首記ガイドブックP9には、
「東京で最もエキサイティングな
商店街として知られる砂町銀座」と書いてある。
同上。
前カゴが妙にガタガタするので見ると、
写真左やや下のネジが欠落していた。
徳川家康が行徳の塩を江戸に運ぶために
小名木四郎兵衛に命じて掘らせた運河である
小名木(おなぎ)川(ここここここここ)。
地盤沈下の関係か、
橋が高い所に掛かっているため、
渡るときは上まで登らなければならない。
橋の上からの小名木川の眺め。
周囲は団地が多い。
(大島)中央銀座(本道ではなく支道)。
九州の太宰府天満宮にならって造営された
亀戸天神(ここここ)。
藤の名所らしい。



池にかかる太鼓橋。
小さい方の橋。
池には亀がたくさん泳いでいた。

確か大昔にやっていたテレビCMを思い出した。

親亀の背中に子亀を乗せて
そのまた背中に孫亀乗せて
そのまた背中にひまごを乗せて
親亀こけたら皆こけた♪

以下亀戸七福神(ここここ)。
龍眼寺の、布袋が安置されている建物。

カラフルな布で覆われた建物。


天祖神社。

福禄寿が安置されている建物。
普門院。左の建物に毘沙門天が安置されている。
ここで雨に降られ、カッパを着たらすぐ止んだ。
カッパを着ているときにヤブ蚊に2個所刺された。



江東区最古の神社、香取神社。

亀戸大根

大黒天。

東覚寺。

弁財天が安置されている建物。

常光寺。
卍の記号で小学校の地理を思い出した。

寿老人が安置されている建物。




都電が走っていた堅川人道橋
当時の都電の写真。

都電の走っていた道は
亀戸緑道公園と
大島緑道公園になっている。

1947年の写真(ここから転載)。
写真右上の湾曲している部分が左の地点。
狭い道を進む。

この向こうに
貨物専用線の小名木川駅があったが、
2000年に廃駅となった(ここここここ)。
(貨物専用線自体は稼動している。)
 
左は現在(ここから転載)、右は昭和49年(ここから転載)。

かつて都電が走っていた南砂緑道公園。
上の写真は右の写真の左上の湾曲部分。

1947年の航空写真(ここから転載)。
写真の左と上の部分が都電の軌道。

公園内に置かれたレールと車輪。

江東区南砂のあたりに大名の屋敷があったとは知らなかった。

公園内に置かれた大砲のモニュメント


洲崎橋。この向こうの埋立地には、昔、
洲崎遊郭(ここここここここ)が
あった。
洲崎橋の下の運河は埋め立てられ、
洲崎川緑道公園になっている。

1947年の航空写真(こから転載)。中央上が洲崎橋。
上の左右に伸びる道は永代通り。
空襲で焼け野原になっている。
昔の洲崎橋(ここから転載)。
橋には洲崎パラダイスの
アーチがかかっていた。

現在の様子(ここから転載)。
北側(写真上)と東側(写真右)は
外側の陸地とつながっている。
1枚上の航空写真の北側の境界。
昔の運河が埋め立てられて
洲崎川緑道公園となっている。

この写真の向こうが洲崎。
周囲よりも低いようだ。
地盤沈下したのかもしれない。



















2枚上の航空写真の東側の境界。
この写真の右が洲崎。
境界にある堤防は昔の堤防か?

3枚上の航空写真の南側の境界の様子。


この堤防は昔の堤防か?
この外に遊歩道があり、その先は運河。
運河の先には無機質な建物が立ち並ぶ埋立地が続く。

遊郭だった建物がいくつか残っている。

ここから転載した左の建物の昔の写真。

同上。

同上。
横十間川親水公園(ここここ)。
同上。
公園内に置かれた作品。
同上。
公園内の田んぼ。
同上。
遊歩道。
同上。
ボート乗り場。
同上。
同上。
カッパがシンボルらしい。
同上。
この親水公園も、
一般道と交差する地点では下を通っており、
あまり渡らなくてすむ。
同上。
同上。
もう一箇所のボート乗り場。
同上。
水上アスレチック

クローバー橋(ここここ)。
川と橋がともに十字型でクロスしている。

航空写真(ここから転載)。
橋の中心。

橋の北側。

西側。

南側。

東側。



サッカーJリーグのFC東京深川グランド
現在はサテライトが使っているらしい。

昔貯木場だった
猿江恩賜(さるえおんし)公園(ここここ)。

貯木場だった昭和49年の航空写真(ここから転載)。
右は横十間川。
横十間川。
クローバー橋より北は親水公園にはなっていない。
レトロな建物。
レトロな建物。
押上駅近くにある京成電鉄本社。

次のレポートへ ツーリングの記録へ  ホームへ 自転車紹介へ プロフィールへ リンクへ