下仁田〜妙義山さくらの里〜横川〜碓氷峠〜見晴台〜軽井沢
参考資料:自転車旅行案内1(山海堂) P67
              自転車コースガイド 続関東エリア(アテネ書房) P88


東京では2、3週間前に桜は散ったが、今回もしぶとく桜見物に出かける事にした。
高崎から上信電鉄に乗り換え、こんにゃくで有名な下仁田(しもにた)まで輪行。
上信電鉄の車両は2両で、無人駅(ほぼ全ての駅)では、
運転手が運転室から出てきて車掌を兼務するワンマン方式だった。

下仁田から国道254号、県道51号、県道196号と走る。
ときおり奇怪な形状の妙義山の山肌が、見え隠れし、次第に大きくなる。
あちこちでコイノボリが風になびいていた。

やがてさくらの里に到着。ここから見る 妙義山はダイナミックで見事だ。
なお、「妙義山」というのは、付近の一連の山の総称らしい。
こんなごつごつした山でも登山もできるようだ。

さくらの里の桜(開花情報はここを参照)は残念ながら散り始めだったが、
残っている花で何とか撮影を完了した。

さくらの里を後にし、先に進む。途中、妙義山の別の山肌が現れる。
妙義神社に寄った後、さらに進むと、次第に下界の展望が開けてくる。

上信越自動車道と信越本線に沿って国道18号を進み、
途中で旧中山道に入ってやがて横川に到着。

横川と、碓氷峠の向こう側の軽井沢の間は、
以前は信越本線が通過していたが、長野新幹線開業を機に廃線となった。
この区間は勾配のきつい難所のため、アプト式という方式で走行していたらしい。

横川から碓氷峠のめがね橋までの区間の廃線跡は
アプトの道遊歩道となっているが、自転車は通行禁止のようだ。
遊歩道には鉄道施設跡が残っている。

横川駅のそばに、碓氷峠鉄道文化むらがある。
また駅前には、駅弁「峠の釜飯」で有名なおぎのやがある。

碓氷関所跡を過ぎ、中山道の宿場町坂本宿に到着。
街道沿いの家々には、昔その場所にあった店の屋号がぶら下がっている。
昔と同じ屋号そのままの店や住宅も結構あった。
なお、横川宿と坂本宿の間のアプトの道遊歩道沿いに、
旧丸山変電所というレトロな建物があるが、知らずに通過してしまったのが悔やまれる(>_<)。

碓氷湖を過ぎると道路の右手に旧中山道の入り口があった。
つまり、横川からここまでは旧中山道=国道18号だが、ここから先、旧中山道は山道となる。
自転車で走行するのは無理だが、途中史跡なども残っており、一度歩いてみたい道だ。

さらに進むとやがてレンガ造りの碓氷第3橋梁(めがね橋)に到着。
ここは橋の上まで上がることができる。

次第に坂がきつくなる。道路を何かが横切ったと思って見ると、猿だった。
ちなみに、猿のアイコンを昨年のツーレポでも使用したので調べたら、
何と昨年遭遇したのも本日と同じ4月27日であった。
よって4月27日を当ホームページの「猿の日」に制定することにしよう。

しばらく走り、ようやく碓氷峠に到着。ここから軽井沢まではすぐだが、
直接軽井沢には行かず、県道481号線を通って旧碓氷峠へ行くことにした。
この道は車はほとんど走っておらず、雑木林の中に別荘?が点在している。

やがて旧碓氷峠に到着。ここには茶店が数軒ある。
少し歩くと見晴台があり、眺望はいいが妙義山方面は霞んでいた。
また、ガイドブックやWebサイトによると、浅間山方面の眺望も素晴らしいとの事だが、
残念ながら山の見える場所が発見できなかった。
なお、ここにある熊野神社は、境内を長野県と群馬県の県境が通過しているそうだ。

軽井沢から輪行で帰宅。なお今日の日中は暑く、半袖Tシャツと短パンで走行した。

妙義山の山肌が遠方に出現。
なるほど奇怪な岩肌だ。
そういえばコイノボリの季節だった。
この場所はカメラマン多し。
恐竜の背中にも似ている。

上記写真の右側。

左の写真は、上記の赤い矢印の地点で撮影したが、
航空写真(ここから転載)だと岩のゴツゴツ感はよく分からない。
右端の部分を拡大。
さらに拡大(しつこいか)。
下に見えるのは登山者。
左下はさくらの里の駐車場。
さくらの里。桜は散り始め。
山肌と桜のツーショット。
同上。
同上。
同上。
同上。
さくらの里を後にし、振り返ってみる。
中央の水平線が道路で、
そこから下がさくらの里。
何度見ても奇怪な山肌だ。
反対側の風景。
左上にも変な形の岩がある。
次第に下界が見えてくる。
妙義山の別の岩肌が現れた。
妙義神社への階段。
階段を登ると妙義神社本殿が現れた。
見事な河岸段丘?
橋は上信越自動車道。
湿度が低いせいか、汗もかかず、さわやかな日だ。
中山道の横川宿
(ただし中山道69次の宿場には入っていないようだ)。
横川駅。
ここから右(軽井沢方面)は、
長野新幹線開業に伴い廃線となった。
右の建物は峠の釜飯で有名なおぎのや。
おぎのや。
横川の関所跡。
鉄道文化むらにある各種車両。
碓氷峠手前の最後の坂本宿。

ここから転載。
廃線跡に作られたアプトの道遊歩道。
旧中山道はここから山道になる。
坂本宿の遠望。
高架は上信越自動車道。
碓氷湖。
めがね橋。
明治時代に造られたレンガ造りの堂々たる橋だ。
めがね橋は上に登れる。
猿発見!逆光なのが残念。
見晴台へ向かう道。
噴煙を上げる浅間山。
見晴台からの展望。
霞んでいるのが残念。
妙義山も見える。
夕暮れの旧碓氷峠。
軽井沢駅。

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