塩山〜柳沢峠(標高1472m)〜大切峠(標高1380m)〜奥多摩湖〜奥多摩駅(走行距離不明)
参考資料:自転車旅行案内2(山海堂) P140



最近ツーリングで峠越えに行っておらず、ひんしゅくを買う恐れがあるので(>_<)、
今回は柳沢峠に行くことにした。

例によって東京駅始発の中央線で出発。
高尾を超えたあたりから曇天になったが、甲府盆地手前の笹子トンネルを通過したとたんに
それまで空一面を覆っていた雲がなくなり快晴になった(@_@)?。

塩山で下車し、青梅街道(大菩薩ライン)を登っていく。
途中までは結構車が多い。時折タクシーが目に付くが、
柳沢峠やその先まで行くバスの便がなく、登山客がタクシーを使うからであろう。

高度が増すにつれて甲府盆地や富士山が見えてくるが、霞んでいる。
「大菩薩の湯」を過ぎると道は山の中に入っていき、ヘアピンカーブが多くなる。
汗が噴き出してきたので、途中から半そでTシャツ+短パンになった。
しかし、高度が増すにつれて気温が低下し(峠の頂上付近では7℃)、
風も出てきて次第に寒くなった。

やがて頂上のドライブインに到着。展望はあまりよくない。
柳沢峠は今までに登った中で一番高い峠だが、坂の傾斜は思ったほど急ではなく、
呼吸はあまり乱れずに済んだ(ただし時速6〜8km程度の超低速で、また撮影休憩が多い)。

峠を下り、落合から一之瀬林道に入る。
林道だけあって途中に建物は全くない。天気も曇ってきて、たまに車が通るとホッとする。

やがて大切峠(おおきりとうげ、犬切峠とも書く)と思われる場所に到着。
ちゃんとした案内板はなく、工事用?の小さな立て札に大切峠云々と表記されていたので、
多分ここが峠だろうと納得し、先に進む。

作場平橋付近にはハイキングコースの開始点があり、登山客の車が10数台止まっていた。
5.2kmで多摩川源流の水干に到達するらしい。多摩川もこのあたりでは川幅は2m程度だ。

林道をさらに先に進み、三ノ瀬の集落に到達。落合からここまで民家は一軒もなかったと思う。
少し下ると二ノ瀬の集落。ここには小学校(分校?)があり、バンガローも何軒か建っていた。

ここから先は一之瀬川に沿って林道を花魁(オイラン)渕まで下る。この間も建物は一軒もない。
道の左は渓谷で、谷底に一之瀬川が見え隠し、せせらぎの音だけが聞こえる。
山の木は、深緑色と、鮮やかな新緑の黄緑色でまだらになっている。

途中、渓谷を撮影していると、崖下に猿を発見。
一匹目は逃げたが、もう一匹おり、何とか撮影に成功。
自転車ツーリング中に猿を目撃したのはこのHPを開設してから3回目、通算4回目だ。

花魁(オイラン)淵から青梅街道に再び合流。
新緑の鮮やかな黄緑色と、しだいに川幅を広げる丹波川(多摩川)の渓谷を
楽しみながら道を下る(ただし車やバイクに注意すること)。

道は下り基調だが、丹波山村の中心部を過ぎると登りが何箇所かある。
やがて奥多摩湖が現れ、次第に車が多くなる。
途中、ドラム缶橋や小河内神社、小河内ダムに寄りながらノンビリ走るうちに夕方になった。

奥多摩駅付近の食堂でラーメンとモツ煮をつまみにビールを飲み、奥多摩駅から輪行した。

左の道が柳沢峠に向かう青梅街道。
段々畑(棚田?)
甲府盆地は霞んでいる。
午前中は快晴で汗が噴き出した。
右上に富士山が姿を現す。
柳沢峠頂上のドライブイン。
大切峠に向かう道。
三叉路になっている大切峠頂上?
左の方が多摩川源流のある笠取山か?
中央左の白い部分は三ノ瀬(二ノ瀬?)の集落。
多摩川源流の水干へ向かうハイキング道。
作場平橋付近にて。
作場平橋付近の多摩川の流れ。
三の瀬の集落。
唯一見つけた茅葺屋根?のお宅。
都内では3週間位前に散った桜がまだ咲いている。
二ノ瀬にある小学校(地図には分校と書いてある)。
少しずつ川幅を広げる多摩川源流の一之瀬川。
オイラン渕へ向かう道。
道の左は一之瀬川の渓谷。
猿発見!(右下)
悲しい伝説がある花魁(オイラン)渕
次第に川幅を広げる丹波川(多摩川)の流れ。
丹波山村中心部。
新緑の黄緑色が鮮やかだ。
右下は保ノ瀬の集落。
山の上にある民家。
右下の民家が青梅街道の高さ。
奥多摩湖のドラム缶橋。
継ぎ目を越えるときに結構揺れる。
奥多摩湖にかかる橋。
波が静かな奥多摩湖。
小河内ダムから下流を望む。
もう少しで奥多摩町中心部だが、まだまだ山深い。
前回のレポートに続いてダム直下の写真(>_<)。
夕闇に包まれた多摩川。
奥多摩町中心部付近の多摩川。

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