那須塩原〜塩原温泉郷〜尾頭峠(標高800m)〜五十里湖〜龍王峡(走行距離不明)
参考資料:自転車コースガイド関東エリア(アテネ書房)P62
秋も次第に深まってきた。
ここ数回、近場のツーリングで誤魔化していて、紅葉の取材には一度も行っていない。
読者諸氏のヒンシュクを買う(>_<)とまずいので、今回は紅葉を求め、北関東に遠征することにした。
なお、掲示板でも紹介したが、紅葉情報のHPが
ここにある。
東京駅6時12分発の東北新幹線に乗る。
車窓から見ると、関東平野は雲がほとんどなく、また空気も澄んでいるようだ。
上半分をすっかり雪化粧した富士山がくっきりと見えた(何と、宇都宮からでも見えた)。
やがて那須塩原駅に到着し、折りたたみ自転車を15秒で組み立て、県道53号線を北へ走る。
このあたりは山の裾野なのか、雑木林というか森があちこちに点在している。
今日は風が強く、また雲が大分発生して上空を高速で移動している。
そのため陽が照ったり曇ったりめまぐるしく変化する。
風が冷たく手が冷えてきたので手袋を装着した。
それから、小雨のような雪のようなものがパラパラ降っており、結局午後までずっと降り続けた。
東北自動車道を越え、左折して県道30号に入る。
この道は土曜のせいかダンプが多く、途中から歩道がなくなるので走行には注意が必要だ。
さらに右折して国道400号に入る。この道はダンプはほとんど走っていないが、
行楽の車で混雑している。
たまに自転車と間隔をあけずに脇を追い越していく車がいて危ない。
やがて
もみじ谷大吊橋に到着。
全長320mの橋で、無補剛桁(むほごうけた)歩道吊橋という種類の吊橋では
全国一の長さだそうだ。
冷たい強風が上流の谷から吹き抜けてくるため、吊橋はゆれ、かなり寒い。
さらに進むと
塩原温泉郷に到着。
川沿いに細長く、数kmに渡っていくつもの温泉が点在している。
遊歩道も整備されており、自転車を置いて少し歩いてみた。
川のすぐ脇に露天風呂があったりする。
温泉郷の一番奥にある上塩原温泉を過ぎると道は山の中に入っていく。
このあたりまで来ると大分車は少なくなるが、それでも結構通る。
国道だけあって道路状態はよく、また坂の勾配はさほどでもない。
大きなヘアピンカーブを曲がって少し進むと尾頭峠のトンネルに到着。
トンネルの長さは1800m程度だが、道幅は広く、照明も完備されている。
このあたりまで来ると、周囲の山々は赤や黄色に色づいている。
ちなみに峠付近の気温は5℃だった。
峠を下り国道121号を左折。ここからは鬼怒川の支流に沿って下り基調となる。
ときおり渓流沿いに、紅葉の撮影に適した場所がある。
五十里湖(いかりこ)沿いを進み、トンネルを越えると八汐湖。
アーチ式ダムでは日本第3位という
川治ダムを渡る。
ここから先は、 ツーリングレポート
No.28と同じコースを走る。
川治温泉を眼下に眺めながら坂を下り、
龍王峡に到着。
自転車を置いて、川沿いの遊歩道を1時間ほどかけて一周した。
紅葉にはまだ時期が少し早いようだった。
龍王峡駅から輪行して帰宅。
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早朝の東京駅。
左は全車両2階建ての、東北新幹線のMaxやまびこ。
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那須塩原駅前に展示されている黒磯巻狩鍋と称する大鍋。 |
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稲刈りの終わった田んぼ。
雑木林というか森が点在する。 |
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水なし川。
風が強く、上空を雲が高速に流れていき、
陽が照ったり曇ったりする。 |
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もみじ谷大吊橋。 |
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もみじ谷大吊橋からの眺め。
風が強く、吊橋が揺れる。 |
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塩原温泉郷に向かう途中の景色(1) |
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塩原温泉郷に向かう途中の景色(2) |
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塩原温泉郷に向かう途中の景色(3) |
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塩原温泉郷の遊歩道から撮影。 |
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切り立った岩肌。(岩肌の右下は建物) |
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木の根っこか? |
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塩原温泉郷の建物。 |
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温泉郷を過ぎて次第に峠に近づく。
後方の山には雪が積もっている。 |
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ヘアピンカーブを曲がると間もなく尾頭峠。 |
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上の写真の橋の上から下界の展望。 |
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尾頭峠のトンネル。 |
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トンネルの向こう側からの風景。 |
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鬼怒川支流沿いの道を進む。 |
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ところどころ景色のいい場所がある。 |
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もう少しで五十里湖だ。 |
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水位が低下している五十里湖。 |
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八汐湖にある川治ダム。 |
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例によってダムの上から真下を撮影。 |
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川治温泉と野岩鉄道。 |
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龍王峡(1). |
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龍王峡(2) |
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龍王峡(3) |
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龍王峡(4) |
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