【特別企画】 ジロ・デ・ラウメン完結編+鶴見川サイクリングロード
二郎全店舗の位置と、一回目および今回の走行コースの地図は、
ツーリング報告No.26を参照。
ツーリング記録No.26で、ラーメン二郎全25店舗を一日で走破しようとして失敗した(>_<)のは記憶に新しい。
残りは4軒(鶴見、京急川崎、蒲田)で場所も接近しているので、残りの店を走破するのは楽勝だと思われた。
ところがその後、八王子に「めじろ台法政大学前店」がオープンしたため、八王子から走る必要が生じてしまった。
いずれ暇ができたら走ろうと思っていたところ、
二郎系の掲示板で、
池袋西口に新店舗がオープンするという情報が流れた。
再度池袋から走るのは非常に辛いので、慌てて残りの店を走破することにした。
今週も相変わらず梅雨だが、さらに台風が接近中で週末に走れるかどうか分からないため、
年休を取って平日に走ることにした。
例によって東京駅始発の中央線で西八王子まで輪行し、まずは「めじろ台法政大学前店」へ。
大学前とは言っても、地図で見ると大学までは2km近くあるようだ。
このまま次の鶴見店まで単に一般道を走るだけでは読者諸氏のひんしゅくを買う(>_<)ので、
例によって途中、適当に寄り道することにした。
まず、明治時代に八王子から横浜まで生糸などを運ぶために使われたという
絹の道を走る。
道はダートで、ところどころジメジメしている箇所は走行できずに押して歩いた。
なお、途中の小さい丘(大塚山公園)にある
道了堂跡は有名なミステリースポット(>_<)で、
夜間立入禁止の立て札が立っていた。(ミステリー関連のHPへリンクを貼るのは自粛する。)
絹の道資料館、
小泉家屋敷を通過し、京王相模原線の南大沢駅に到着。
この付近は、目黒から移転した都立大やマンション群のモダンな建築物が立ち並び、
近未来的な風景だ。
さらに進むと鶴見川の源流(泉のひろば)(
ここ、
ここ、
ここ、
ここ)に到達する。
小さい池が3つほどあり、水が沸いているのが確認できる。
池の周囲には簡単な遊歩道がついている。
周囲は丘陵だが、民家も点在していて、近くの道路は抜け道になっているらしく頻繁に車が通過する。
ここからは鶴見川に沿って下るが、しばらくは川沿いに道がないため一般道を走る。
袋橋付近から川の両側に道が現れる。一般道だが車の通行は少なく、サイクリングロードのような感じだ。
ただし、ときどき他の道と交差しており、車が通過するので走行には注意を要する。
周囲には多摩丘陵が広がり、丘の上まで住宅が立ち並んでいる。
気が付いたら、いつのまにか道は鶴見川サイクリングロードに入っていた。
道は狭く舗装も荒いが、交差する道の下をくぐっているので、先ほどと違い車を気にする必要はない。
それまで曇天だったが薄日が射して来た。
台風の影響か、湿度が高く、蒸し蒸しして汗が吹き出る。
速乾シャツが威力を発揮する。(帰宅後のニュースによると、東京の気温は34℃まで上昇したそうだ。)
サイクリングロードは新横浜付近で終わり、鶴見川から離れる。
先日サッカーのワールドカップ決勝が行なわれた横浜国際総合競技場を通過し、
ラーメン博物館に向かう。
駐車場には観光バスが5台ほど止まっていた。
お目当ては
純蓮(すみれ)の味噌ラーメンだ。
平日なのですいていると思いきや、11時過ぎで15人待ち。
15分ほどして食べることができ、最後までアツアツのスープを堪能した。
店から出ると待ち行列は40人ほどになっていた。
新横浜付近から鶴見川は東京方面に大きく蛇行するので、
川沿いから離れ、ショートカットしてアップダウンのある丘陵部を走り、
第二京浜沿いの二郎鶴見店に到着。ようやく本日2店目だ。
ここからは京浜工業地帯を探索することにした。
まず鶴見線の超レトロな
国道駅に寄る。
続いて魚河岸通り(旧東海道)を通り鶴見川河口付近の
貝殻浜へ。
ここは埋め立てられずに残った天然の海岸で、
漁師が捨てた貝殻が堆積していることから貝殻浜と呼ぶらしい。
付近の家々の間を縫うように走る細い路地も、舗装されておらず貝殻を含んだ砂地で風情がある。
続いて鶴見川の河口から先に伸びる埋立地に入る。
道沿いには日産自動車の工場や火力発電所が建ち並び、走っている車はトラックばかりだ。
大黒大橋を渡り
大黒ふ頭に入ると横浜ベイブリッジが見えてくる。
横浜港方面は残念ながら霞んでいる。
巨大倉庫が立ち並ぶ単調な道を走り、先端の
大黒魚釣り公園へ到着。
船が浮かぶ東京港をバックに写真を撮ろうと海沿いのテラスを走っていたところ、
突然犬
が現れ追いかけてきた(>_<)。
すぐに飼い主(釣り人)が現れて事なきを得たが、数人の釣り人がいる中で
犬に追いかけられたため、赤っ恥をかいた。ちゃんと繋いでおいて欲しいものだ
。
鶴見線の浅野駅まで戻り、そこで自転車を置いて鶴見線に乗り海芝浦駅に向かう。
一時間に一本のローカル線だが、幸い15分位で電車が来た。
海芝浦駅は鶴見線支線の終点で、ホームの左は京浜運河、その向こうは埋立地(扇島)だ。
ホームの右は東芝工場の構内で中には入れない。
電車が反対方向に発車するまでの間、写真を撮影する。
なお、浅野駅も海芝浦駅も無人駅なので、切符は自発的に購入する必要がある。
浅野駅まで電車で戻り、再び自転車で埋立地内を散策?する。
この付近は戦前からの古い埋立地で、戦前の軍需産業や
高度経済成長を支えたであろう工場やタンクが立ち並んでいる。
夕方になってきたので散策を終え、川崎まで走り二郎の京急川崎店を撮影、
ついで多摩川の六郷橋を渡って蒲田店を撮影。
再度多摩川に戻り、川崎側のサイクリングロードを通って、
ジロ・デ・ラウメンツアー最後の武蔵小杉店に到着。
完走記念にラーメンを食べる。
今日は暑くて水を大量に飲んだため、首や腕から汗がポタポタしたたり落ちた。
ちなみに今まで食べた事がある二郎は、
松戸、赤羽、堀切、池袋、小滝橋、歌舞伎町、神田、新橋、三田、品川、蒲田、川崎、鶴見、武蔵小杉
の14店舗で、未食は12店舗(二郎グループから脱退した生郎を含む)だ。
本日は平日で輪行中にラッシュに巻き込まれる恐れがあるので、
武蔵小杉でなく新川崎まで走り、横須賀線で輪行した。
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東京発4:38の中央線で出発 |
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二郎で一番新しい、八王子のめじろ台法政大学前店。
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絹の道に行くために、
この階段(100段以上)を自転車を押して登った。
左右を横切るのは八王子バイパス。 |
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道了堂跡
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絹の道 |
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小泉家屋敷 |
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都立大 |
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都立大から南大沢駅方面を望む |
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南大沢付近のマンション群 |
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モダンなマンションが多い |
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鶴見川源流付近 |
鶴見川源流(泉のひろば)。
水が湧き出しているのが確認できる。 |
矢印の先が泉のひろば。 |
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源流付近の鶴見川。 |
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鶴見川に沿った一般道は車がほとんど通らない。 |
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桐蔭学園 |
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鶴見川サイクリングロードは、
交差する道の下をくぐる。 |
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鶴見川の周囲の丘陵には住宅が立ち並ぶ。 |
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右の鶴見川と、左上の恩田川の合流地点。
恩田川にもサイクリングロードがあるらしい。 |
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新横浜付近の鶴見川 |
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ワールドカップ決勝が行なわれた
横浜国際総合競技場 |
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ラーメン博物館。
平日だが、観光バスが数台並んでいた。
左下の模様は麺、右下の模様はナルトか? |
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ラーメン博物館内部。平日でも結構混雑している。 |
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鶴見店 |
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鶴見と生麦の間にある’あかず’の踏み切り。
交差する線路は11本。 |
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鶴見線国道駅の外観。
左右に通っている道は第一京浜。 |
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上記写真の左下の穴を入るとこのようになっていて、
通路の両側には古い店や住宅が並ぶ。
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左の改札から入り、階段を登るとホームに出る。
階段の上から(通路の上を通って)右に行くと、
反対方面のホームに出る。 |
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通路沿いの飲食店。 |
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駅の反対方向には自転車が駐輪されている。 |
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鶴見川の河口付近から上流側の眺め。 |
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鶴見川河口付近の、
埋め立てられずに残った元の海岸線、貝殻浜。 |
鶴見川の河口。
右側は大黒ふ頭まで埋立地が続く。 |
ここから転載。 |
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大黒ふ頭先端の大黒海づり公園付近。
巨大な建物は駐車場か? |
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犬に追いかけられた大黒海づり公園。
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横浜ベイブリッジ |
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新芝浦駅付近のタンク群と鶴見線の線路。 |
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海芝浦駅。
左は京浜運河、右は東芝の工場。 |
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海芝浦駅から扇島の埋立地を望む。 |
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戦時中の機関銃の弾痕が残る大川橋付近の鉄橋。 |
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先週に続いて、ツタにおおわれた家。 |
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昭和駅付近の、道路を斜めに横切る引込み線。
自転車の車輪がハマらないように注意。 |
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京浜工業地帯の工場(1) |
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京浜工業地帯の工場(2) |
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焼肉店が並ぶ浜川崎のコリアタウン |
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新興だが熱狂的なファンがいる(らしい)京急川崎店 |
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六郷橋から多摩川を望む |
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繁華街にある蒲田店。
周囲にはラーメン屋が多い。 |
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川崎側の多摩川サイクリングロード |
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最後に到達した武蔵小杉店。 |
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新川崎付近の高層ビル。 |
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