旧北海道庁舎 1888年 赤レンガづくりの建物で、北海道開拓使の庁舎として建てられた。 ネオ・バロック様式の重厚な建物で、 ライラックの前庭を持ち、北海道の開拓当時をしのばせる。 |
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東京ドーム 1985年 日本初の大規模エアードームによる全天候型多目的スタジアム。 それまでの後楽園球場に代わるもので、 スタジアムには56000人を収容でき、 プロ野球をはじめ、フットボールやコンサートに使われている。 |
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東京タワー 1958年 東京タワーは、東京都をはじめ 関東一円に電波を送り届けるため、 「日本電波塔」として建てられた。 高さ333mで、パリのエッフェル塔より高く世界一だった。 現在でも東京観光の中心となっており、 修学旅行の学生たちや団体でにぎわっている。 |
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朝のラッシュで混雑する東京駅から 関西方面へ出発。 |
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東京駅のホームにて。 | |
二条城 二の丸御殿(京都) 1603年 徳川家康が上洛したときの住まいに使う邸宅として造営され、 二の丸御殿もそのときに建てられた。 二条城は軍事上だけでなく住まいも兼ねており、 城内には豪壮な御殿が建てられた。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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京都御所 紫宸殿(ししんでん) 13世紀頃(1855年頃再建) 京都御所は江戸時代まで天皇が住んでいたところで、 日常のお住まいや儀式を行う場所など、いろいろな建物がある。 紫宸殿は正殿で、天皇の即位などいろいろな儀式が行われる。 |
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鹿苑(ろくおん)寺金閣 1397年 足利義満が造営した山荘で、北山殿と呼ばれた。 義満の死後、鹿苑寺として現在にいたるが、 寝殿、会所など多数の殿舎は荒廃、焼失した。 金を張ったきらびやかな姿で「金閣」と呼ばれる建物は 舎利殿(しゃりでん)である。 しかしこれも1950年に焼失し、現在のものは1955年に再建された。 |
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清水寺(京都) 798年 坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の創立と伝えられる。 現在の本堂は1633年、徳川家光の再建で、 江戸初期の代表的な和様建築となっている。 急な崖に建っているため、前面の舞台を長い柱で支えており、 有名な「清水の舞台」は南側の崖に迫り出した部分。 |
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春日大社(奈良) 768年頃(1863年再建) 平安京の東、古くから神聖視されていた三笠山を祀るために つくられたものがその前身といわれている。 本殿形式は「春日づくり」と呼ばれ、 全国に広くみられる本殿の形式である。 |
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唐招提寺(とうしょうだいじ)(奈良) 770年頃 唐招提寺は中国の名僧鑑真によって創立された。 金堂が建てられた時期については諸説あるが、 およそ770年代とされている。 寄棟(よせむね)づくりの天平建築で、 重量感あふれる屋根はまさに「天平の甍(いらか)」といえる。 |
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薬師寺(奈良) 680年 薬師寺は天武天皇が皇后の病気の回復を願って 680年に計画された。 しかし造営事業は天皇の在位中には終わらず、 皇后であった持統天皇によって引き継がれ、 完成したのが7世紀の末期といわれている。 創建当時の唯一の遺構である東塔は一見六重に見えるが、 三重の塔の裳階(もこし)をつけたもので、 美しく大小の屋根が重なり合う。 |
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法隆寺(奈良) 607年 法隆寺は飛鳥時代の仏教建築の代表例で、 特に金堂は世界最古の木造建築。 聖徳太子によって創立されたといわれ、 金堂、五重塔、回廊などが現存する。 |
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同上。 | |
東大寺大仏殿(奈良) 752年 741年、聖武天皇によって国分寺、 国分尼寺建立の詔(みことのり)が発せられ、 東大寺はその総国分寺として建てられた。 現在の大仏殿は1709年に再建されたが、木造の古い建築としては 世界最大の規模を持つ壮大な伽藍(がらん)は、 安置されている大仏と共に荘厳な風格を持つ。 |
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風見鶏の館・旧トーマス邸(神戸) 1909年 神戸の北野には、明治から大正にかけて来日した 外国人たちが建てた家があり、 異人館街として観光地になっている。 このトーマス邸はこの地区唯一のレンガ造りで、 ドイツ人ランデが設計した建物。 塔の先端の風見鶏は、雄鶏(おんどり)が警戒心が強いことから 魔除けになると信じられ、この家の愛称になっている。 |
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姫路城(姫路) 1601〜1609年 1601年、池田輝政によって工事が開始され、8年後に完成した。 天守は5重六階、地下一階の天守と小天守を 渡り櫓(やぐら)で囲いつなぐ、いわゆる連立天守となっており、 城壁の白い色と美しい姿から、「白鷺(しらさぎ)城」とも呼ばれる。 |
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厳島(いつくしま)神社(広島) 1168年頃 創立は明らかではないが、平安時代の末期の1168年、 平清盛によって再興されたと伝えられる。 その後、焼失や修築が繰り返され、 現在の社殿は1571年に建て替えられた。 海浜の中に設けられた社殿であり、 自然の美と人工の美がたくみに調和している。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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大浦天主堂(長崎) 1864年 日本最古の教会。 フューレ、プチジャン、ロカインという3人の神父が建設にあたり、 はじめは3本の塔があるゴシック、バロック、ギリシャの 3式を混合した美しい建物だった。 当時は「フランス寺」とも呼ばれていた。 |
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熊本城 1601〜1607年 加藤清正が造営した。 三重五階、地下一階の宇土櫓は現存する唯一の建物で、 豪壮な建物は熊本城のシンボルとなっている。 ここで一曲(←音が出ます。) |
成田空港から海外ツアーに出発。 | |
成田空港にて。 | |
クライスラー・ビル(ニューヨーク) 1930年 高さ320m、77階のアールデコスタイルのビルで、 うろこ状の塔の先端部分(注:写真では分からない)は クライスラー自動車のラジエーターをデザインしたと 言われている。 高さでは、エンパイア・ステート・ビルなど、 高いビルが多くあるが、その形の美しさでは、 現在でもこのビルを最高位にあげる人が多くいる。 |
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エンパイア・ステート・ビル(ニューヨーク) 1931年 ニューヨークの超高層建築である摩天楼は 1930年代に出現した。その中でも、 ニューヨークの5番街にあるこのビルは、 高さ380m、102階の超高層建築で、 映画「キングコング」にも登場した有名な建物。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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ニューヨークの街並み(1)。 |
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ニューヨークの街並み(2)。 左に工事現場が写ってしまった(>_<)。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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ホワイトハウス 1972年 アメリカ合衆国の大統領官邸で、 第2代大統領ジョン・アダムズの時から使用されている。 ワシントンのペンシルバニア街にあり、 白亜に彩られた建物なので、この名前で呼ばれている。 テレビのニュースなどで、日本でもおなじみ。 |
聖ヴァシリー寺院(ロシア) 1555〜1560年 イワン4世はモンゴル勢力の排除を記念して、 ヴィザンチン様式の教会を建てた。 この教会堂は、ヴィザンチン、イタリア、ルネッサンス、 イスラムなどの様式を取り入れた特異な造形であり、 17世紀にはドームをネギ花形に改め、華やかな色彩が加えられ、 おとぎ話のような色彩となっている。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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ノイシュバンシュタイン城(ドイツ) 1869〜1886年 バイエルン国王ルードヴィッヒ2世が 白鳥のようなヴィザンチン芸術の美しい城をつくりたいと願い、 17年の歳月をかけてつくった城。 今日では「白鳥の城」と呼ばれ、 多くの観光客の人気の的となっている。 また、ウォルト・ディズニーのおとぎの城となった 「シンデレラ城」のモデルともなっている。 |
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同上。 | |
ドーバー城(イギリス) 1179〜1191年頃 12世紀頃、イギリスでは他国との戦いのため いたるところに城が築かれた。 ドーバーはイギリスとフランスの国境にあたる海峡で、 12世紀に築かれたこの城は、国境を守る重要な働きをした。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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ウエストミンスター寺院(イギリス) 1245〜1519年 イギリス王室の墓地で、歴代国王の戴冠式場でもあるこの寺院は、 イギリスを代表するゴシック建築で、工期は300年近くもかかった。 正式名称は聖ピーター修道教会で、 イギリスで最も格式が高く、歴史も古い教会。 |
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ビッグベン英国国会議事堂(ロンドン) 1836〜1868年 世界でも代表的な国会議事堂で、設計競技によって選ばれた。 塔とホールからなり、絵画的な美しい姿は英国を代表する建物。 また、時計台の鐘はロンドン市民や観光客に親しまれている。 (注)時計台を撮影し忘れた(>_<)。 |
シャンボール城(フランス) 1519〜1550年 ルーブル宮殿の設計者である フランソワ1世が計画させた建物で、 フランス・ルネッサンスの城館建築の 代表的建物といわれている。 内部の二重の大らせん階段は、 レオナルド・ダヴィンチの作品として有名。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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ヴェルサイユ宮殿(フランス) 1661〜1772年 ヴェルサイユ宮殿はフランスが最も栄えていた ルイ14世のときに建てられた豪華な建物。 17世紀から18世紀のフランスの建築と 美術工芸の集大成となっている。 |
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同上。 |
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サクレクール寺院(フランス) 1875〜1919年 ヴィザンチン的なロマネスク会堂で、 パリの北東部にあるモンマントルの丘にそびえている。 白一色で仕上げられた調和のある姿をしており、 パリの街からでもその姿が見え、パリの名物の1つとなっている。 |
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同上。 |
エッフェル塔(パリ) 1888〜1889年 1889年のパリ万国博覧会のために建てられた 高さ305mの鉄塔で、当時は世界一の建造物だった。 現在では321mとなり、パリのシンボルとなっている。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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平和宮(オランダ) 1913年 オランダの政府所在地であり、 第三の都市であるデン・ハーグにある平和宮は、 1913年に建てられた国際司法裁判所である。 現在では内部が公開され、観光客が訪れている。 |
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サグラダ・ファミリア(スペイン) 1884年〜 サグラダ・ファミリア(聖家族教会)は 天才ガウディが設計した芸術的にすぐれた建物。 ガウディは未完のまま死亡し、 その後何人もの建築家によって受け継がれ、 1世紀以上も建設作業が行われており、現在なお建築中。 |
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上記の正面を拡大。 | |
さらに拡大。 | |
同上。 内部の建設現場。 一体いつになったら完成するのでしょう。 |
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アルハンブラ宮殿(スペイン) 13世紀〜15世紀頃 スペインがイスラムの勢力下にあった時代の最後の王朝、 ナスル朝の王宮として建てられた。 グラナダの街を見下ろすオカの上にあり、 「アルハンブラ」はアラビア語で「赤い城」を意味する。 イスラムの影響を受け、中庭や回廊などのある迷路で、 美しい幻想の世界を築き上げている。 |
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同上。 | |
ミラノ大聖堂(イタリア) 1386〜1577年 イタリアにおけるゴシック建築の代表的な教会で、 1386年ごろにヴィスコンティ家のもとに建築が始められた。 この建設にはイタリアだけでなく、 広くフランス、ドイツなどから建築家や職人が集められ、 15〜16世紀に引き続き建築が行われた。 |
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同上。 | |
コロッセオ(イタリア) 78〜82年 紀元1世紀から栄えた古代ローマ帝国では、 いろいろな競技や、人間と猛獣の戦いなどを見るために、 いたるところに闘技場がつくられた。 そのひとつであるこのコロッセオは、 長軸が188m、短軸が156mの楕円形で、 観客席は4階に分かれ、約45000人も収容でき、 現在の競技場や野球場と同じ大きさである。 |
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同上。 | |
サン・ピエトロ大聖堂(バチカン) 1546〜1624年 ローマカトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂は、 ミケランジェロなど世界的に有名な 当時の一流の画家や彫刻家の手によってつくられた建物。 現在では、世界中から信者をはじめ多くの人々が集まる。 |
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同上。 | |
パルテノン神殿(ギリシャ) 紀元前447〜432年 アテネのアクロポリスの丘にある 白大理石を用いて作られた神殿。 正面に8本の柱があり、古代建築の中でも 最も美しい建物のひとつといわれ、 現代でも多くの建築のモデルになっている。 |
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同上。 ここで一曲(←音が出ます。) |
カフラー王のピラミッド 今から5000年ほど前に栄えた古代エジプトの建造物。 ピラミッドは王の墓であるとされているが、 今なお謎に満ちている部分が多く隠されている。 カイロの北、ギザの砂漠に斜めに並んでいる 3つの巨大なピラミッドは、ピラミッドの中でも 最も美しい形をしているといわれている。 |
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スフィンクス(修復工事中?) 紀元前2680年頃 スフィンクスはピラミッドの守り神といわれ、 ライオンの体と、メネスと呼ばれる頭巾をつけた 王の形の頭部を持つ。 ギザにあるカフラー王のピラミッドの参道口にある このスフィンクスは、創建当時は色彩が施され、 他の王像と同じくヒゲがついていたが、 今は欠落している。 |
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ピラミッドの内部見学。 | |
小さいピラミッドもある。 | |
アブ・シンベル大神殿(エジプト) 紀元前1280年頃 ラムセス2世によってつくられ、 岩を彫り込んだ典型的な岩窟建築。 前面にある高さ約20mの4つの座像は ラムセス2世の像といわれている。 |
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遠方に隊商の列が見えたので、ズームで撮影。 |
マスジット・イ・シャー (イラン) 1612〜1638年 サファヴィ王朝のアッパス一世は イスファハーン(イラン)を首都に定め、 王の広場の南にモスク(墓)を建てた。 このマスジット・イ・シャーは イラン建築伝統の頂点に立つモスクといわれ、 建物の表面は全て彩色のタイルとモザイクタイルで 装飾されていて、きらびやかな雰囲気をつくっている。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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タージ・マハル(インド) 1631〜1653年 インドのムガール国王シャー・ジャハンは、 その后ムムターズ・マハルの墓を、 ジャムナ河畔に大理石でペルシャ風に建てた。 タージ・マハルには后を思う王の気持ちがこめられ、 中庭の水に映る建物の姿や壁面の絵柄の彩りは美しく、 見るものをあきさせない。 |
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アーナンダ寺院(ミャンマー) 1091年頃 ミャンマーのバガンの東側にある美しく壮大な寺院。 1091年にチャンジッタ王によって建てられた。 建物は白く彩られ、塔の先端は金色に輝く。 |
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敦煌(とんこう)・莫高窟(ばっこうくつ)(中国) 4世紀頃 シルクロードの要所にあった敦煌は、 中国甘粛(かんしゅく)省にある石窟寺院。 4世紀中ごろから岩壁に洞窟を掘って 寺院とすることが始まっていた。 およそ1000年もかけて彫られた敦煌の石窟寺院群は、 仏教芸術の粋を集めたものと言われ、 高い文化があったことを示す。 |
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雲崗(うんこう)の石窟(中国) 5世紀後半頃 北魏時代、時の文成(ぶんせい)帝に僧曇曜(どんよう)が 勧めてつくったものが最初とされる。 中国五大仏教石窟寺院のひとつで、 雄大精緻な彫刻群を持っており、 仏教芸術の宝庫となっている。 |
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同上。 | |
万里の長城(中国) 紀元前3世紀頃 秦の始皇帝が騎馬民族の侵入を防ぐために設けた 約2400kmにおよぶ大城壁。 要所には砦を設け、街道には関門がある大建造物。 現在、八達領(はったつれい)では大規模な修復作業が行われ、 多くの観光客が訪れる。 |
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同上。 ここで一曲(←音が出ます。) |
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ソウル南大門(韓国) 1448年 韓国では、15世紀に中国にならって、 現在のソウルに都が建設された。 そのときに建てられた門で、 李朝時代初期の城門の形式を伝えている、 韓国を代表する建物。 |
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景福宮(けいふくきゅう) 勤政殿(きんせいでん)(韓国) 1867年 朝鮮王朝を建国した李成桂(イノング)が1395年に建てた王宮で、 朝鮮時代には他の宮殿建築の規範になり、 1865年、興宣大院君(フンソンデウォングン)が再建に着手した。 勤政殿(きんせいでん)は国家の主要な儀式を執り行う正殿で、 丹青(タンチョン)という豪華な装飾を施した重層の御殿。 |