大森駅〜馬込文士村〜大森貝塚〜多摩川〜池上七福神〜池上本門寺〜洗足池〜馬込駅
参考資料:東京山手・下町散歩(昭文社) コース108,107,104,90


今回から再び東京ポタリング。

京浜東北線の大森駅まで輪行し、
首記参考資料の「コース108  文学散歩 馬込文士村」を開始。
このコースは丘と谷が入り組んでいて起伏が激しい。
夏なので、バテるのを防ぐため、早朝にこのコースを開始した。

大正末期から昭和初期にかけて、大田区の馬込から山王にかけての一帯に、
多くの文士、芸術家が住んでおり(下の(現代の)地図参照)、
馬込文士村(ここここここ)と呼ばれた。
当時の馬込は武蔵野の面影を色濃く残し、静かな田園風景が広がっていた。
下は明治時代の地図。
比較のため、両方の地図の大森駅、熊野神社、万福寺の場所を○で示した。
首記参考資料には、文化村在住の主な文化人の旧宅跡と案内板の場所が記されているが、
場所はそれほど正確ではないと思われるので、
今回撮影した旧居跡の写真も、ズバリその場所ではないことをお断りしておく。
後で調べたところ、馬込文士村に関するガイドブックやガイドマップがあり、
そこに正確な場所が示されているかもしれない(ここ)。

このコースは長く、また丘や谷が多いため、何度も坂や階段を上り下りする。
住むのには不便な気もするが、プチ高級住宅という感じの家が多かった。
幸い朝のうちは曇天だったので、なんとかバテずにすんだ。

最後に、有名な大森貝塚のある大森貝塚遺跡庭園に寄ったのち、大森駅に到着。

東急多摩川線の武蔵新田(にった)駅に移動し、
「コース104  リバーサイドウォーク 多摩川」を開始。

商店街を抜けると多摩川に出る。
数年ぶりに多摩川サイクリングロードを走る。
次第に晴天になり、かなり暑くなってきた。
ジョギングしている人もいたが、熱中症に注意する必要がある。
再び商店街を通り、矢口渡駅に到着。

次に、東急池上線の池上駅に移動し、
「コース107  七福神めぐり 池上七福神」を開始。

池上七福神の寺社を1つずつ回る。
各寺社には、スタンプラリー用のスタンプが用意されていた。

途中でコースは池上本門寺に入っていく。
高台にあって長い階段を登らなければならないので、
自転車を置いて徒歩で散策した。
敷地はかなり広い。

この頃から、先日富士山新五合目に行ったときに痛めた膝の外側が痛くなってきた。
特に階段を降りるときに痛くなるので、ゆっくり降りた。

境内を一周した後、再び自転車の所に戻ってコースの続きを走り、西馬込駅に到着。
続いて「コース90  昔みちを歩く 洗足池・雪谷」を開始。

このコースでは何度か長い坂が登場する。
通常、坂は写真にすると実際より緩く見えるが、
今回の雪見坂は写真でも中々の迫力になった。

最後に洗足(せんぞく)池に立ち寄った後、
地下鉄浅草線の馬込駅から輪行で帰宅。

文士村のレリーフ。
室生犀星(むろうさいせい)の旧宅跡付近。




今回のコースには階段が何箇所かあり、
自転車を持って上下した。

厳島神社の池。



が2,3匹いた。

東京の高台からの眺望を見ると、
子供の頃見たテレビ
「ど根性ガエル」のオープニングを
連想する。

youtubeで調べたら
その画像(右)があった。
夕日は覚えているが、
川が流れているのは記憶になかった。

ど根性ガエルのオープニング。
また階段。

萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)の
旧宅跡付近。
尾崎士郎、宇野千代の旧宅跡付近。

実際にその場所が特定できるようだ(ここここ)。

なお、本年5月、
尾崎士郎が後年住んだ旧居が公開されたとのこと。
この道をまっすぐ進むと、
崖から転落するので注意。
下から見るとこんな感じ。
ノーベル賞作家、川端康成の旧宅跡付近。
案内板は見つからなかった。
石坂洋次郎の旧宅跡付近。
案内板は見つからなかった。





川端龍子(りゅうじ)の龍子記念館
最初女性の名前かと思った。
道の反対側に旧宅も残っている。























桜並木通り。

熊谷恒子記念館

大人になってから開始して、その道の巨匠になるとはすごい!
三角形の土地。
馬込文士村関連の展示がある
大田区立郷土博物館

山王会館にも
馬込文士村資料展示室というのがあるらしい。
寺の変った建物。
柱がなくて大丈夫か?

旧宅跡は、右の案内板がある
この公園付近だと思ったが、
後で地図を見たら、道路の手前だった。

北原白秋旧宅跡の付近。
ここに具体的な場所の写真があった。



久しぶりに薄い建物。自販機より少し厚い。

蘇峰公園はまだ開館していなかった。
中に、政治評論家・徳富蘇峰の
旧宅である山草堂記念館がある。

隙間から中の様子を撮影。



和辻哲郎の旧宅跡付近。
大森貝塚遺跡庭園(ここここここ)。

中央のサメのひれのようなものが、
波のオブジェ。

この中には、貝の模型が埋まっている。
この中には、本物の貝が埋まっている。
拡大。


この碑から300mほど離れた場所に、
もう1つ大森貝塚の碑(下左の写真)がある(ここここ)。

武蔵新田(にった)商店会の旗。
清掃工場の煙突。
多摩川。
向こうのビル群は新川崎付近か?
多摩川サイクリングロード
炎天下でのジョギング。
メタボ侍で討ち死にしないように
熱中症に注意。
矢口の渡し跡。
説明板(ここを参照)があったが、
字がかなりかすれていた。
川崎駅付近のビル群。
道端に自転車の自動空気入れが設置されていた。
神輿登場。

池上七福神(ここここ)の布袋がある曹禅寺。
石庭。
池上七福神の毘沙門天がある
微妙な名前の微妙庵。

池上七福神の1つ、大黒天のある
馬頭観音堂はこの階段の上にある。

大黒天。


池上七福神の1つ、
弁財天のある厳定院。

弁財天はこの中にあるようだが、よく分からなかった。



日蓮上人が病没した本行(ほんぎょう)寺。
「日蓮上人は晩年は甲斐身延山に隠棲し、
弟子や信者の指導にあたっていたが、
弘安5年(1282年)9月8日、
病の悪化とともに身延山を出発、
18日に武蔵国千束郷池上右衛門大夫宗仲の邸
(現・本行寺境内)に到着し、
10月13日の朝、この場所で入滅した」
とのこと。
この大坊坂を登ると、
池上本門寺(ここここ)の境内。
膝が痛いのでゆっくり登った。
プロレスラー力道山(ここここ)の墓。

五重塔。
関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、
一番古い塔(ここ)。
池上会館の展望台からの眺め。
円形の部分は屋上庭園。
妙な形のオブジェ。

池上本門寺の総門。
この階段を上がると仁王門。

仁王門。
すごい腹筋だ。

【特別出演】筆者のショボい腹筋(笑)。

筆者が究極の目標とする防弾腹筋
涼しげな音色をかなでる風鈴。



池上本門寺の大堂。
池上七福神の1つ、
福禄寿のある本成院。
池上七福神の1つ、樹老人のある妙見堂は、
この階段の上。
膝が痛いので登るのは断念した。

池上本門寺の境内からなら、階段を登らずに行けたので、
境内にいるときに行っておけば良かった。
池上七福神の1つ、恵比寿のある養源寺。
中々の迫力、貴船坂。
ママチャリの人がどうするか見ていたら、
勢いをつけて果敢に登り始めた。
が、途中で力尽きた。
左側のママチャリの人も、この後すぐに力尽きた。

筆者は一番軽いギアで登れたが、
先週の富士山新五合目で痛めた膝の痛みが
まだ直っておらず、苦労した。
西馬込商店会の旗には馬のマーク。
洗足池から流れ出ている小川。
橋が異様に多い。
このように、駐車場がある箇所は全て橋になっている。
大分暑くなってきたが、
また坂を上らなければならない。

スキーのジャンプ台のような、雪見坂。

【特別出演】 ジャンプ台の上から下を見た写真。

坂の途中の傾斜。
坂の下からの眺め。
変った形の家。
14%の坂の看板。

人が歩く程度の速度で登ることができた。

雪見坂より傾斜は緩そうだ。



洗足池。
同上。



池内の小島にある弁財天。
ビルの屋上に球形の建物を発見。



以下、久しぶりに、今日のコース内で見つけた豪邸。

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