津久井浜駅〜武山〜砲台山〜三浦富士〜大楠山〜YRP〜和田長浜海岸〜荒崎海岸〜三崎口駅
参考資料:神奈川サイクリングコースガイド50(山と渓谷社)、どこでもアウトドア 関東周辺ハイキング(昭文社)

青は自転車、緑は徒歩。
今日は久しぶりに三浦半島へ行くことにした。

都営浅草線で品川まで行き、京急(京浜急行)の快速特急に乗り換える。
京急品川駅の構内で、光センサー京浜急行という、
マジックで書いた線をセンサーでたどって進むおもちゃの広告を
発見した(後で調べたところ、都営大江戸線江ノ電もあるらしい)。

休日早朝の京急は釣り人の姿が目につく。

津久井浜駅まで輪行。
少し走って高田橋という橋の所に自転車を置き、前カゴを携帯リュックに入れる。
ここから徒歩で、武山、砲台山、三浦富士の
3つの低い山を時計回りに踏破する(ここ参照。ただし反対回り)。

武山と砲台山の頂上には鉄塔が建っており、
下界から見たときどこが山頂なのかを知るための目印になる。

天気予報では一日中晴れだったが、朝のうち曇天で、また風が強い。
山道を進み、やがて武山山頂に到着。

山頂にある武山不動尊の境内にが3匹ほどいた。
展望台があり、そこからは周囲3/4位の範囲を見渡すことができる。
京浜工業地帯、房総半島、大島、江ノ島などが見えたが、
曇天のためか、写真が暗くなってしまった。
(どうも、現在使っているデジカメは、以前のものより写真が暗く写るような気がする。。。)

続いて砲台山へ向かう。
途中で左後方へ分岐した道を2,3分行った所に鉄塔が建っており、
その下に、戦時中の砲台跡が残っている。

続いて三浦富士へ向かう。
途中、少し進むと見晴台があった。
また山道をマラソンしている人二人とすれ違った。
三浦富士の山頂には鉄塔はなく、小さな祠がある。

ここからは下りとなる。
下界から何匹かの犬の鳴き声が聞こえる。
通常であれば、野良犬に食われるのではないかと恐怖におののくところだが
下ったところに警察犬訓練所があるので、おそらくその施設の犬だろうと自分を納得させる。

自転車を置いたところに戻り、自転車で次の目的地に向かう。
津久井浜駅の2つ東京側の駅は、以前は野比駅だったが、
数年前にYRP野比(わいあーるぴーのび)という駅に名前が変わった(ここ)。
YRPというのは何なのか調べたところ、
横須賀リサーチパーク(ここここ)の頭文字で、
電気通信関係の研究施設が集まっているらしい。

YRP野比駅付近から内陸に進み、坂を登ってトンネルを越えると、
丘陵地に研究施設が現れる。
さらに向こうの丘の上には、NTT研究開発センター(旧横須賀電気通信研究所)の建物が
周囲を威圧するように鎮座している。
NTTの脇を通り、丘を下ると相模湾側に出る(先ほどのYRP野比駅は東京湾側)。

ここから国道134号を逗子方面に進み、途中を右折すると、
大楠(おおくす)山の登山口に至る。
大楠山は三浦半島で一番高い標高242mの山で、
頂上近くまで車が通れる道がついており、自転車で登ることができる。

道は舗装とダートが交互に現れる。
全体のうち5割位がダートで、舗装部分も簡易舗装で舗装状態はあまりよくない。
何度か下りがあり、また3回ほど勾配の急な登り坂があった。
中でも一番最初の「へっぴり坂」という坂はきつく、
簡易舗装のためか後ろにつんのめりそうになったので、坂の途中から押して登った。
なお、幸いなことに、急坂の個所はいずれも簡易舗装されていた。

駐車場を過ぎると、前方に鉄塔が見えてくる。
自転車を置き、右の階段を登ると頂上に至る。
頂上は開けていて、売店と展望台がある。
展望台からは周囲360°のパノラマを見渡すことができる。

山から下り、今度は国道134号を城ヶ島方向に南下する。
海側に自衛隊の駐屯地が延々と続く。
途中で右折し、和田長浜海岸に到着。
冬だがヨットやカヌーでにぎわっている。

自転車を置き、荒崎海岸まで往復するため歩き始めるが、
潮が満ちているのか、岩場に波が打ち寄せて進めない個所があり、
十文字洞などの見所に到達する前に引き返した。
見所は荒崎海岸側に多いので、荒崎海岸側から歩いた方が良かった。

和田長浜海岸に戻り、久しぶりに夕日を撮影しようと海岸で1時間ほど待つ。
午前中は風が強かったが、夕凪なのか、ほぼ無風になった。
夕暮れが近づくにつれ、犬を散歩させた人がたくさん現れてきた。
綱を解いて犬を放しており、犬がこちらに向かってきたら嫌だなと思ったが、
幸い一匹も近づいてこなかったので助かった。

夕暮れの丘陵地を三崎口駅まで走り、輪行。

帰りの快速特急は、前後方向を向いた座席で、
ドアの両側にある4つの座席(1つのドアあたり2つ)の背に補助席がついていて、
それを手前に引き出して座れるようになっている。
この隙間はいつも輪行袋を置く場所だが、
他に置く場所がないのでそこに輪行袋を置き、裏側の席に座った。

さほど混まないだろうと思ったが、途中から混んできた。
横浜あたりでこっそり振り返ってドア付近を覗いたところ、
予想通り4つの補助席のうち3つは乗客が引き出して座っており、
輪行袋が置いてあるところだけ補助席が引き出せないため、
周囲に乗客が恨めしそうな顔で立っていた(>_<)。

実は三崎口駅で大きな輪行袋をかかえた3人組を見かけた。
彼らは別の車輌に乗ったが、
恐らく4つの補助席のうち3つを輪行袋で占領したと思われる。

これから登る武山。
右は津久井浜観光農園。
この先の三叉路は中央の道を進む(案内地図あり。)
ここを右に進む(案内板あり)。
次第に山道になる。
左手は水道局の施設。
武山の山頂付近。
左の階段を進むと武山不動尊に至る。
武山不動尊。
猫が3匹ほどいた。
武山の展望台からの眺望。
残念ながら曇っていた。
遠方は大島か。

NTT研究開発センター。
海の向こうに江ノ島?が微かに見える。

YRP(横須賀リサーチパーク)。
遠方は東京湾と房総半島。
武山〜砲台山間にて。
手前のように横木が2段になっていて、
上の横木が固定されていない個所があり
少々危ない。
この分岐は右に進む。
マラソンをしている人が2人いた。
この分岐を左後方へ進むと
砲台山山頂へ。
右は勾配が急だが近道。
山頂にある砲台跡(ここここ)。



同上。
これは 探照灯の台座らしい(ここここ)。
3枚上の写真の左の道を進むと左側にある。
根元が破損しており、倒れる危険があるので、
近づかない方が良い。
分岐に戻り、少し進むと見晴台がある。
三浦海岸方面の眺望。
この分岐は左だったと思う。
この分岐は左。
YRP(横須賀リサーチパーク)。
同上。
三浦富士の頂上にある祠。
曇天だが、房総半島は見える。
警察犬訓練所。
左の鉄塔が武山、右の鉄塔が砲台山。
みかん畑。
みかん狩りもできるらしい。
左の鉄塔が武山、右の鉄塔が砲台山。

レタスか?

下北浦支所付近にて。
丘の上に五重塔?が見えた。
川をまたいでいる連絡通路。

YRP内のNEC。

上の写真の左の建物は富士通。右はマンション。
丘の上に見えるのはNTT研究開発センター。
NTTドコモ。
同上。
NTT研究開発センター。
同上。
同上。



三浦半島西海岸にて。



同上。



高電圧の実験装置か?
国道134号を逗子方面に向かい、
大楠中の先の京急ストアのところを右に折れ、
大楠(おおくす)山に向かう。
少し進み、この分岐を左へ折れる。
簡易舗装とダートが交互に現れる。
不法投棄監視中の表示と監視カメラ。
ソーラー発電のパネルのようなものが上についている。
上の写真から先が、
一番勾配のきつい「へっぴり坂」。
紅葉。
ダートにところどころ
このような部分があるが、何だろう?
舗装されている部分も
このような個所もある。
頂上手前の駐車場。
駐車場からさらに進み、
この右の階段を徒歩で登る。

大楠山頂上の展望台。
人が階段を登ると一番上の部分は少し揺れる。
展望台より。
三浦半島の先端方面。

先ほど通過したNTT研究開発センター。

同左。
横須賀と猿島。
遠方に房総半島が見える。
灯台を思わせる無線中継所。
ゴルフ場。
遠方にかすかに見えるのは江ノ島か。
半島の右端から向こうが
これから行く荒崎海岸。
行ったときは知らなかったが、
ここによると、
左中央のテーブルのようなものは、
戦時中の電探(レーダー)の土台らしい
山から下りたら晴れてきた。
2本の電柱の間の山の上に
かすかに鉄塔が見えるが、
そこが先ほど登った大楠山山頂と思われる。

この建物の周囲に、
妙にたくさんのカラスが飛んでいた。



余談だが、カラスと言えば、
最近一部でカラスの子供に人気がある。
(ここここここここここここここ
ここここここ(←動画で音が出ます)。).
自衛隊駐屯地の先に、
学校があった。
生徒は制服を着て外出するようだ。
和田長浜海岸。
自転車を置いて荒崎方面に向かって歩く。
同上。
ヨットやカヌーが多い。
丘の上に妙な建物が見える。

この台地の上には戦時中
長井飛行場というのがあり(ここここ)、
現在は長井海の手公園ソレイユの丘
なっているらしい。

昭和63年の航空写真(ここから転載)。
荒崎海岸へ向かう。
同上。
同上。
向こうの半島が荒崎。
同上。
満潮なのか、足場がよく分からない。

小さな漁港。

車の向こう側を進む(左の写真の建物の左下付近)。
階段を登り、さらに向こうの隙間から階段を下りる。
案内板がないので分かりにくい。
海沿いの別荘?
荒崎に向かって進むが。。。
ここから先は行く勇気がなく、断念。
なお、ここから先が見所となる
ここここここここここここここ)。
和田長浜海岸に戻り、
久しぶりに夕日を撮影。
ここで一曲(←音が出ます。)
雪上車のような車(砂上車?)で荷物の運搬。
空がオレンジ色に染まる。
ここで一曲(←音が出ます。)

次のレポートへ ツーリングの記録へ  ホームへ 自転車紹介へ プロフィールへ リンクへ