【特別企画】 プロ野球新規参入球団東北楽天ゴールデンイーグルス初試合

筆者は阪急ブレーブス時代(山田、福本、加藤選手の頃)からの阪急ファンだった。
阪急がオリックスに身売りされ、さらにブレーブスがブルーウエーブになった後も応援していたが、
昨年の近鉄との合併騒動で嫌気がさしたのを機に、
今年から東北楽天ゴールデンイーグルスファンに変わることにした。

ファンとは言っても球場にはほとんど行かないが(今まで球場へ行ったのは数回程度)、
プロ野球新球団の参入は1954年の高橋球団(広島のエース黒田投手のお父さんが
高橋球団の開幕戦で3番センターだったらしい)以来ということなので、
歴史的な球団発足第一戦(対ロッテ:千葉マリンスタジアム)だけは観戦に行くことにした。

ちなみに楽天イーグルスは、オリックスと近鉄から下記の方法で選択された選手と、
中日、広島、ヤクルト、日本ハム、巨人など他球団から
無償トレード、トライアウト、自由契約で獲得した選手で構成されている。

分配ドラフト方法
分配ドラフト前に、合併球団(オリックス・バファローズ)は
オリックスと近鉄の全選手(外国人、FA選手を除く)から25人をプロテクト(優先保有)する。
分配ドラフトでは、まず楽天がプロテクトの25人を除いた82選手の中から20人を指名。
ただし、ここでは入団1、2年目の選手は指名できない。
次に合併球団、楽天の順に1、2年目の選手を含めて20人ずつを指名する。
合併球団、楽天のどちらにも指名されなかった選手は合併球団の所属となる。


さて試合だが、3対1で楽天が記念すべき初試合を白星で飾った。
試合経過がここここにある。

ちなみに翌日の第二戦は、地面すれすれから投げる
ロッテのアンダースロー渡辺俊介投手(投球フォームはここここ)に完封され、
0対26の歴史的大差で破れた(試合経過はここここ)。
その後も負けが続き、5月の連休時点で勝率2割前後の低空飛行にあえいでいる。



京葉線海浜幕張駅に掲示してあった、楽天イーグルスを挑発?する広告。


右のポスターは「・・・黒星をプレゼント・・・」と書いてある。

海浜幕張駅前にて。
幕張メッセ。
人工都市幕張の高層ビル群。
強風で有名な千葉マリンスタジアム。
強風で試合が中止になったこともある。

強風で試合中止(2002年4月17日付けニュース)
17日に千葉マリンスタジアムで行われる予定だった千葉ロッテ−西武5回戦が、強風のため中止となった。強風が原因で試合中止となったのは、1995年4月23日の千葉ロッテ−オリックス戦、1997年5月8日の千葉ロッテ−オリックス戦以来、パ・リーグでは5年ぶり3度目。過去2度の中止も千葉マリンスタジアムだった。セ・リーグでは過去に4度ある。
この日、千葉県北西部には強風注意報が出され、千葉市内では午後5時16分に瞬間最大風速29.8mを記録。スタジアム内の風速計でも最大で16mを記録し、主催の千葉ロッテと審判団が協議し、試合開始の午後6時15分に中止が決定した。
正面から撮影。
パラグライダーが置いてあったが、
後で始球式の時に登場したパラグライダーかも。
試合開始前。
楽天イーグルスの練習中。
報道陣が大勢詰めかけている。

スクリーンの映像。

楽天田尾監督とロッテバレンタイン監督のメンバー表の交換。

えんじ色(クリムゾンレッドというらしい)
の部分が楽天ファン。1000人以上の
楽天社員を動員したらしい。

試合開始前に円陣を組むために集まる楽天の選手。




習志野高校吹奏楽団と
ロッテ専属チアパフォーマーの「M☆Splash」と「キッズチア」による
ダンスパフォーマンス。



マツケンサンバが流れる。中央下は松平健に扮した人。
ここで一曲(←音が出ます。)
グラウンド全体を使ったパフォーマンス。


スターティングメンバー。




花束贈呈。
上の左から重光オーナー代行、瀬戸山球団代表、バレンタイン監督。
下の左から三木谷オーナー、キーナートGM、田尾監督。



田尾監督が一人一人選手を紹介し、
選手が登場する。

バレンタイン監督も怪しげな日本語で選手紹介を行った。
楽天、ロッテの選手が全員整列。

大黒摩季さんの国歌斉唱。後ろにはロッテと楽天のマスコット。

巨大な旗?がスルスルと降りてくる。

整然とした応援で定評のあるロッテ応援団。
始球式のボールを落とすために?現れた
パラグライダー。

400勝投手金田正一氏(元ロッテ監督)の
始球式。

記念すべき試合開始第一球。
投手はロッテ清水直行。
打者は楽天レフト関川浩一(中日から無償トレード)。
この打席(レフトフライ)が楽天の初凡退。
2番セカンド高須洋介(近鉄から分配ドラフト)。

楽天の球団初ヒット!
3番ファースト川口憲史(近鉄から分配ドラフト)。
この打席が球団初四球。
4番サードロペス(新外国人)。
この打席が球団初死球。
5番指名打者山崎武司(オリックス自由契約)。
この打席が球団初三振。
6番ライト礒部公一(近鉄から分配ドラフト)。

整然としたロッテ応援団。

楽天岩隈久志投手(近鉄だが、
オリックスから金銭トレード)の第一球。

残念ながら投球中の撮影に失敗。
これは投球直後。

これは4球目位の投球中フォーム。

同左。
7番ショート酒井忠晴(中日自由契約)。
8番キャッチャー藤井彰人(近鉄から分配ドラフト)。
9番センター飯田哲也(ヤクルトから無償トレード)。
3回に川口のタイムリー2塁打で
高須が初得点。
試合中のスタジアム。

ビール販売のおねえさん。
3塁側は最初日陰なので肌寒かった。
緑地は幕張の浜。その右は東京湾。






楽天マスコットのクラッチ(ビジターだが特別参加)。
クラッチ、クラッチーナの他に、ここにはいないが
悪役マスコットのMr.カラスコがいる(ここここここここここここ)。
Mr.カラスコの中の人は、元阪神のトラッキー、
その後横浜の悪役キャラ、ブラックホッシーをやっていた人が
楽天に移籍したらしい。
Mr.カラスコの動画がここここここ(←音が出ます)にある。

習志野出身バンド「えちうら」が
グラウンド整備中に
ロッテ球団初のイメージソング
「夢への翼」などを演奏。
7回表、楽天のラッキー7でジェット風船が飛ぶ。
代走の森谷昭人(近鉄から分配ドラフト)。

試合は3対1で楽天の勝ち。
試合終了直後。
ダッグアウトに引き上げる選手。
報道陣が殺到する。

試合終了時のスコアボード。

完投勝利の岩隈投手のヒーローインタビュー。
















                  クラッチとクラッチーナ。

クラッチのバック転。
外野応援席にあいさつする田尾監督と追いかける報道陣。

田尾監督の後ろが三木谷オーナー、その2人後ろがキーナートGMと思われる。
イーグルスのジャンパーを着た人。
お疲れさまでした。

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