横瀬駅〜羊山公園〜武甲山〜横瀬駅
参考資料:ハイキングの本

 青は自転車、緑は徒歩。

春になって梅、桜、桃と撮影したので、最後に秩父の羊山公園の芝桜を撮影することにした。
混雑を避けるため、株式の格言「人の行く裏に道あり花の山」にならい、
連休の間の平日に行くことにした。

秩父の一つ手前の横瀬まで輪行。
ここから羊山公園の会場までは要所要所に案内板が設けられていた。 

やがて羊山公園の芝桜の丘(←開花情報あり)に到着(ここにも写真あり)。
平日の朝8時だが、すでに200人ほどの観光客ほど訪れており、
撮影ポイントにはカメラマンが陣取っていた。
何種類かの芝桜が植えられているが、今年は種類によって開花時期がずれたそうで、
一部咲いていない(またはすでに散った)部分があった。

羊山公園からは、 石灰の採掘で有名な武甲山(標高1304m)が見える。
そこでこの後、武甲山の山頂から芝桜の丘がどのように見えるかを調査に行くことにした。
なお、今回は行かなかったが、武甲山資料館というのがあるらしい。

登山道は2コースあるようだが、今回は武甲山の左側の裏手から始まるコースを選ぶ。
国道299号線を通り、途中から右に折れて南下する。
なお、今回はコンビニに寄るため大型車両が多くて危険な国道299号を通ったが、
西武秩父線に沿って交通量の少ない道があるので、そちらを通った方がよい。

ここから先、山に近づくにつれ、石灰工場が何箇所かあり、
大型車両が頻繁に通過する。

やがて道がダートになったので、自転車を止め、
折りたたみ式のリュックに水や食糧を詰めて歩き始める。
(なお、この後ダートは200m位でいったん終わり、再び舗装道が500mほど続いた。)

一の鳥居を過ぎて登山道が始まる。
最初は簡易舗装の林道だが、途中から山道になる。
先日筋トレで行ったデッドリフトの影響で背中に筋肉痛が残っており、
勾配の急なところでは姿勢が前かがみになって痛い。
また今日は4月にしては気温が高く、体重超過の身には登山は堪え、
勾配の急なところでは50m位おきに休憩した。

2時間ほど歩いて頂上の神社に到着。
神社の裏側を少し登ると展望台がある。
例によって今日も周囲が霞んでおり、残念ながら鮮明な写真が撮影できなかった。
芝桜の丘は予想より小さく、3cm位の大きさにしか見えなかった。

下山の途中、筆者はどうもバランス感覚が鈍いらしく、何度か滑ってころびそうになった。
また、登りで2人に抜かれたが、下りでも2人に抜かれてしまった。

下山し、自転車で横瀬駅まで戻り輪行。
今日は平日で、都心部の混んだ電車で輪行するとヒンシュクを買うので(>_<)、
混まない経路をとるため3回ほど乗り換えて帰宅。

羊山公園からの武甲山。
芝桜。
同上。
じゅうたんのようだ。
拡大すると。。。
連休の間の平日の朝だが、カメラマンがずらりと並ぶ。
同上。
カメラマンの間に割って入りこんで撮影。
同上。
ここで一曲(←音が出ます。)
ここが定番の撮影場所だが、
真ん中あたりが咲きそろっていない。

模様の由来についてここに以下の記述があった。

「東側から東向き斜面を眺めたデザインは、
秩父夜祭の笠鉾、屋台の山車に乗った
囃子手が着こんだ紅白襦袢の模様をイメージしたものです。」
同上。
同上。
これがほぼ全景(左にもう少し続く)。
武甲山へ向かう。
途中に石灰の工場が続く。
同上。
舗装道路が途切れたので、自転車を置き、
3段ロケット(電車→自転車→徒歩)の3段目を切り離す。
具体的には、折りたたみ式の簡易リュック(手前)を組み立て、
水や食糧、薬品などを詰め替える。

ちなみに自転車で武甲山に登る人もいるらしい。
まだ4月だが結構暑い。
未舗装の道を砂埃をあげて走るタンクローリー。
一の鳥居。
7丁目の標識。
山頂の52丁目まで、数十mおきに建っている。
マス釣り場らしい。
登山届が必要な山ということで、気を引き締める。
最初のうちは簡易舗装。
それにしても暑い。
18丁目付近の水場。
このような橋が2箇所ある。
やがて山道になる。
道が分岐していて、
最初勾配の少ない左の道へ行きかけたが、
右の道が正解だった。
小さい祠が何箇所かあった。
落雷で折れたのだろうか?




33丁目付近の千年杉。
千手観音を連想した。
杉林が続く。
40丁目付近で左右に分岐する。
左が階段コース、右が一般コース。
階段コースを進んだが、傾斜が急だった。
このような階段が200段ほど続く。
各段の高さが高いので疲れる。
山頂の武甲山御嶽(みたけ)神社。

神社の裏側を進むと展望台がある。
何と、すぐ下にダンプがいたが、
山の削られた側は、
上まで車の通れる道が
続いているのだろうか。

山肌を削り取られた武甲山と秩父市街地(ここから転載)。


展望台から秩父市街の眺め。残念ながら霞んでいる。真ん中の写真の左下が羊山公園。
羊山公園を6倍に拡大。

200m位下に石灰採掘現場とダンプが
見える。その先は切り立った崖。

左の写真は、上の写真の矢印の部分だと思う。





山頂からの帰りに千年杉をほぼ同じ位置で2枚撮影したら、
右の写真だけ上部に黄色いものが写っていた。
武甲山からの帰りに再び石灰工場を通過する。
同上。
同上。
同上。
同上。
天気予報では一日中晴天だったが、
午後は曇ってしまった。
横瀬駅ホームにて。

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