下田〜寝姿山〜吉佐美大浜〜二穴洞窟〜青野川〜弓ヶ浜〜石廊崎(泊)〜奥石廊海岸
参考資料:アイじゃぱん 伊豆 (JTB)


伊豆半島の西伊豆海岸は、鉄道から離れているため輪行でのツーリングが不便である。
下田まで輪行し、西伊豆を走った後、土肥から船で清水または沼津へ戻るのが1つの方法だが、
途中で写真を撮影しながら走ると船の最終便には到底間に合わない。
そこで今回は思い切って一泊することにした。本レポートはその1日目である。

伊豆急の下田まで輪行。
まずロープウェイで、女性が寝ている姿に似ていることから寝姿山と呼ばれる山に登る。
頂上からは、ペリー率いる黒船の来航で有名な下田港や大島などが一望できる。

自転車に戻り、国道136号を石廊崎方面に向かう。
途中で左折し、吉佐美(きさみ)大浜を通過して竜宮公園に到着。
ここには二穴洞窟と呼ばれる洞窟があり、周辺が散策路になっている。
また近くにはサンドスキー場がある。

田牛(とうじ)海岸から山の方に進み、小さな峠を越えると南伊豆町(観光案内はここを参照)に入る。
青野川の周辺に休耕田を使用した菜の花畑がある(地図はここを参照)。
川を1km位上流に行くと、川沿いに2kmほど桜と菜の花が咲いている(菜の花は部分的)。
この桜は河津桜と呼ばれる早咲きの桜で、ここに解説がある。
またここ(←音が出ます)に開花情報がある。

自転車を置いて2時間ほど散策(正確には撮影)した後、青野川を下り、
弓ヶ浜から県道16号を西の石廊崎に向かう。
港から遊覧船に乗ろうと思っていたが、今日は非常に強い西風が吹いているため、
残念ながら欠航だった(遊覧船からの写真はこのサイトを参照)。

自転車を置いて徒歩で坂を登り、灯台を通過し、その先の石廊崎の先端まで歩く。
周囲は急峻な岩場で、吹き飛ばされそうなほどの非常な強風で波も荒く、スリルがあった。
なお、途中の石廊崎ジャングルパークは閉園していた。

次に自転車で奥石廊崎海岸へ向かう。何度か切通しを通過するが、
ただでさえ強い逆風が、切通しではさらに風速が増す(注)ため、走行に苦労した。
(注) 流体力学の連続の式により、流体(気体や液体)が通過する部分の断面積と流速は反比例する。
    切通しは断面積が狭いため、風速が増す。

夕日がきれい奥石廊海岸に到着したが、夕日が沈むまで1時間以上あったので、
売店でビールを飲んだりして時間をつぶし、ようやく夕日を撮影した。
その後石廊崎の港まで戻り、ペンションで1泊した。
伊豆急下田駅前にある黒船の模型。
寝姿山ロープウェイ内からの下田市内の眺め。
窓ガラスが着色してあったので、色が実際とは違う。
これが実際の色。



寝姿山頂上から下田港の眺め。
ここにペリーの艦隊が来航した。
砲台跡(大砲はダミー)。
これは当時アメリカの艦隊に搭載されていた本物らしい。
右は見張り所跡。
吉佐美(きさみ)大浜海岸。
同上。
サンドスキー場
砂は落ちてこないのだろうか?
田牛(とうじ)海岸。
二穴洞窟
穴の向こうからこちらに降りる。
するとこんな光景が。
向こうの穴の外は海で、海水が入り込んでいる。
天井は空いている。
天井を周回する遊歩道がある。
上の写真の天井から見下ろすとこんな感じ。
右の穴の外が海。
遊歩道からの田牛海水浴場方面の眺望。
同上。吉佐美大浜方面。
左はサンドスキー場。
青野川沿いの菜の花畑。
左は青野川。
ここから上流に向かって、両岸に桜並木が続く。
同上。
土手の菜の花は部分的に咲いている。
同上。
同上。花馬車。
同上。
同上。
同上。
平日なので観光客はそれほど多くない。
同上。
同上。
同上。
同上。あちこちで湯煙が立ち昇っている。
同上。
同上。
同上。
同上。
(下流に向かって)右岸の下流部分は舗装されていない。
このあたりは人が少なくて穴場かも。
加畑賀茂神社の御神木。



弓ヶ浜。ここで一曲(←音が出ます。)
石廊崎に近づくにつれ、岩場が多くなる。
石廊崎の港。右の丘の先が石廊崎。
上の写真の右の丘を登る。
石廊崎へ向かう途中から東方面の展望。
石廊崎灯台(見学はできない)。
灯台の100m位先に石廊崎の先端がある。
これが先端。
非常に風が強く、波も荒かった。
上の写真の左下にある石室(いろう)神社
石廊崎の一番先端の岩場にある熊野神社(単なる祠)。
東の眺望。
目もくらむ断崖だ。
奥石廊海岸。
右の大根島(おおねじま)には野猿が生息している。
同上。
強風のため、カメラが固定できないほどだ。
奥石廊海岸の夕日。
ここで一曲(←音が出ます。)
同上。

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