伊豆高原駅〜大室山〜一碧湖〜小室山〜城ヶ崎海岸〜城ヶ崎海岸駅
参考資料:アイじゃぱん 伊豆(JTB)


久しく静岡県に行っていないので今回は伊豆の東海岸へ行くことにした。
熱海で乗り換え、伊豆急の伊豆高原駅まで輪行。

ガイドブックによると、今から5000年ほど前、大室山の噴火により大量の溶岩が流れだして
伊豆高原が形成された。この溶岩は海にも流れ込み、その後、溶岩が波の浸食により
断崖絶壁の城ヶ崎海岸が形成されたとのこと。
余談だが、ここによると伊豆半島は昔は島で、日本列島に衝突して合体し、
そのとき丹沢が押し上げられたらしい。

駅から桜並木の道を大室山に向かう。
この付近は大室山の裾野なので勾配は結構きつく、一部つんのめりそうになって押した箇所もあった。 
周辺にはペンション、別荘、保養所、洒落た店などが点在しており、清里と雰囲気が似ている。
なお、伊豆高原には美術館や博物館が数多く点在している(ここここここここを参照)。

やがて富士山の寄生火山である大室山に到着。
お椀を伏せたような形をしており、木が一本も生えていない特異な形状の山だ。
リフトで頂上に登る。頂上には大きな窪んだ火口があり、底はアーチェリー場になっている。
火口の周囲には1km位の散策路(お鉢めぐり)があり、
これを一周すると富士山、伊東市街、伊豆大島、天城山など360度の眺望が楽しめる。

今日は偶然にも山焼きの日で、午前中は火口内部、午後は山の外側の草を焼くらしい。
火口内部の山焼き風景を撮影した後、山を降りた。
なお、大室山の周辺にはさくらの里公園伊豆シャボテン公園がある。

続いて「伊豆の瞳」と呼ばれる伊豆半島唯一の天然湖である一碧湖に立ち寄った後、小室山に向かう。
再びリフトに乗り頂上へ。大室山よりは標高が低いが、こちらも360度の眺望が開ける。
なお、山麓にはつつじで有名な小室山公園がある。
また後でネットを調べたところ、恐竜広場というのがあるらしい。

山を降り大室山を見ると、山の外側の山焼きが始まったらしく、煙が立ち昇り始めた。
ここから川奈経由で海岸沿いを城ヶ崎海岸に向かう。
途中、大室山は見えなくなったが、30分位の間煙が大量に立ち昇っているのが見えた。

海岸沿いの道だがアップダウンが結構ある。
アップダウンが交互に現れる場合、登りよりも下りの方が走行する速度が4倍速いとすると、
登りの時間が4に対して下りの時間は1となるので、
全走行時間の4/(4+1)、すなわち80%の時間は登っているということになる(>_<)。
これは一定方向に風が吹いている平地を往復、または周回する場合も同じことが言える。。。
などとつまらないことを考えながら走り、やがて富戸(ふと)港にある城ヶ崎海岸の遊覧船発着所に到着。

遊覧船に乗り、海から城ヶ崎海岸の断崖絶壁を眺める。
沖に出ると波が結構荒く、船が突然上下したりするので、甲板の周辺部は海に転落する可能性がある。
甲板の中心部にある手すりを片手で掴み、片手でカメラのシャッターを押した。

港に戻り、今度は城ヶ崎海岸ピクニカルコースを歩く(自転車は出発点の「ぼら納屋」に置いた)。
なお城ヶ崎海岸の見所がここに、地図がここにある。

途中門脇吊橋の付近でテレビのロケをやっており、
写真を撮影しようとしたらスタッフからダメだと言われた(>_<)ので、
吊橋を渡った後でこっそり撮影した(^^;)。
門脇灯台に登った後、さらに歩いて伊豆海洋公園に到着。
ここでピクニカルコースが終わり、Uターンする(この先さらに自然研究路が続いている)。

城ヶ崎海岸駅まで戻り、輪行して帰宅した。

毎回ワンパターンだが、朝電車内から撮影。
大室山へ向かう桜の並木道。
道の勾配は結構急だ。
ティールームらしい。
ねこの博物館。 <ニャ〜
大室山が次第に近づく。
大室山の裾野にある蝋人形美術館

伊豆半島の航空写真と大室山(ここから転載)。

大室山を拡大(ここから転載)。その上はゴルフ場。

大室山のリフト。

山頂の上の縦線がリフト(ここから転載)。
以下、大室山頂上からの展望。
富士山は半分から上が見えている。
伊東の市街地。
一碧湖。
小室山。
別荘や保養所が点在する、
伊豆高原から南方面の眺望。
天城山方面。
リフトの頂上駅付近から見た大室山の火口。
内部にアーチェリーの的がいくつか見える。
散策路(お鉢めぐり)は稜線を一周している。
山焼きが始まった直後で、稜線が少し黒くなっている。
反対側から見た火口と山焼きを行う人。
右上がリフトの頂上駅。
火口部の山焼き。
同上。
下るリフトから撮影。
「伊豆の瞳」と呼ばれる伊豆半島唯一の天然湖、一碧湖。
湖畔には散策路がある。
同上。
小室山。
リフト駅まで坂を登る。
小室山公園とリフト。
リフトで登る部分の距離は短い。
以下小室山の山頂にて。
富士山は相変わらず下半分が隠れている。
川奈方面。
大室山と伊豆高原。
溶岩が流れた跡である裾野部分も
結構急勾配なのが分かる。
大室山を拡大。
売店にて。
黒糖でなく、フルーツ味(グレープ、メロン、イチゴ)の
ふ菓子は初めて見た。
小室山から下って大室山を見ると、
外周部分の山焼きが始まった。
この後どうなるかはここを参照。
城ヶ崎海岸へ向かう途中。
大島がくっきり見える。
城ヶ崎海岸の遊覧船発着所にあった古い電話。
タクシー呼び出し用に置かれており、現役らしい。
富戸(ふと)港。
防波堤の先端の左に見えるのが遊覧船。
漁船に毛の生えた程度の大きさの遊覧船。
いよいよ出航。
先ほど自転車で走ってきた海岸。
集落は富戸駅周辺。
富戸から南の八幡野まで9km続く城ヶ崎海岸。
門脇吊橋。
門脇灯台。
沖に出ると結構波があり、船が上下する。

絶壁が続く。

城ヶ崎海岸(ここから転載)。
山焼きが終わって草が黒こげになった大室山と、
別荘などが点在する伊豆高原。
逆光で撮影。
城ヶ崎海岸ピクニカルコースが始まるぼら納屋
幕末に藩主の水野氏が海防のために備えた砲台跡。
大砲は模型。
溶岩でできた城ヶ崎海岸。
同上。
同上。
門脇吊橋と溶岩。
門脇吊橋付近の岩。
吊橋の下。
同上。
吊橋の上から撮影。
吊橋の対岸から。
テレビのロケをやっていた。
先ほど乗った遊覧船。
門脇灯台。
門脇灯台からの眺望。
左下の樹木の向こうが門脇吊橋。
再び城ヶ崎海岸を歩く。
富士の樹海や真鶴岬と似た光景だ。
表面に孔があいた溶岩。
ピクニカルコースの終点、伊豆海洋公園にて。
ワサビアイスが結構辛かった(^^;)。
ログハウスの洒落た城ヶ崎海岸駅。
伊豆急行の車両。

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