秦野〜権現山〜菜の花台〜ヤビツ峠〜岳ノ台〜宮ヶ瀬湖〜橋本
参考資料:なし


年の瀬が迫り、忘年会シーズンである。
筆者はと言えば、激辛の蒙古タンメンを食べた後、1300円のジャンボパフェを食べ、その後飲みに行くなど、
メチャクチャな食生活をしたため、体重が何と90kg(身長170cm)を越えてしまった(>_<)。
BD-1の規定重量が80kgだそうだが、筆者の場合は荷物5kgが余分に加わるので
何と15kgもオーバーしていることになる(^^;)。
これはヤバイということで、少しでも体重を減らすため、少々寒いが峠越えに行くことにした。

今回行くヤビツ峠はサイクリストに人気がある峠だ。
南の秦野側を表ヤビツ、北の宮ヶ瀬湖側を裏ヤビツと呼び、表ヤビツの方が傾斜がきつい。
実はBD-3を購入してすぐ(HP開設前)、裏ヤビツからヤビツ峠に登った。
そのときは写真を撮影しておらず、HPにツーレポを掲載するためにはもう一度行かなければならない訳だが、
同じ場所を走るのはあまり好きではないので、つい後回しになってしまった。

ちなみにヤビツ峠の名前の由来は以下の通り(ここから転記)。
永禄12年(1569年)、小田原の北条氏と甲斐の武田氏の間で激しい戦が繰り広げられた。  
この峠付近でも激しい戦が展開され、おびただしい死者が出たと伝えられている。
山道改修の際に、この峠付近から矢櫃(やびつ)が発見されたことから、
ヤビツ峠と呼ばれるようになった。
また、現在のヤビツ峠は「新ヤビツ峠」とでも言うべきもので、
本来のヤビツ峠は塔ノ台へのハイキングコースの途中にある。


また、こんな伝説もあるようだ(>_<)。

例によって朝一番の電車で小田急線秦野(はだの)まで輪行。
まずは富士山が見えている間に写真を撮影しようと権現山に登る。
小さな山だが坂は意外と手強い。
駐車場に自転車を置き、後はハイキング道を歩くが、こちらも急で何度も休みながら登る。
山頂には展望台があり、太平洋、箱根、秦野市街地、富士山が一望できる。

続いてヤビツ峠に登る。
表ヤビツ側は傾斜がきついとのことなので、呼吸が乱れない程度の速度でゆっくり登る。
蓑毛(みのげ)付近の傾斜はややきついが、足を(目いっぱいではなく)やや踏ん張って漕げば、
呼吸がほとんど乱れずに登ることができた(ただし超低速で)。
なお、秦野〜蓑毛の手前までは交通量が多いが、蓑毛を過ぎると交通量は少なくなった。

やがて菜の花台に到着。
ここにも展望台があり、眺望がよく、また夜景がきれいだそうだ。
盆地のいたるところで焚き火?の煙が昇っており、
風がないため市街地に充満し、霞んでいた。

さらに進み、ヤビツ峠に到着。
ここは登山の起点で、駐車場、小さい売店、ヤビツ山荘がある。

自転車を置き、岳ノ台(たけのだい)まで歩き始める。
まず小山を登り、小さい休憩所を過ぎていったん下る。
後で調べたところ、下った所が旧ヤビツ峠らしい(写真は撮影せず)。

ここから別の小山を反時計回りに登って行く。
道がぬかるんでいて滑りやすい箇所や、
道の両側に熊笹?が生えていて道が不鮮明が箇所がある。
一向に人に出会わないので、少々不安になってきた。

30分ほど歩き、ようやく展望台に到着。ここには夫婦連れのハイカーがいてほっとした。
しかし、ヤビツ峠に到着した頃から上空に雲が出て日光が遮られ、
丹沢の山並みのきれいな写真を撮影することができなかった。

帰路は3組ほどのハイカーに出合った。
なお、帰路で少し分かりにくい分岐が1箇所あったので、以下に写真を添付した。

ヤビツ峠に戻り、再び自転車で今度は裏ヤビツを宮ヶ瀬湖に向かって下る。
周囲は川沿いの谷で、相変わらず交通量は少ない。
ただし途中にキャンプ場がいくつかあるので、シーズン中は多いかもしれない。

上の地図を見てお分かりのように、表ヤビツよりも裏ヤビツの方が距離がかなり長い。
これは、勾配が緩やかだというよりも、アップダウンが多い(橋を何度も渡り、
橋の所でいったん低くなって再び高くなる)のが原因だ。

途中10組位のサイクリストとすれ違い、ようやく宮ヶ瀬湖に到着。
宮ヶ瀬湖より先も相変わらずアップダウンが多く、さらに交通量も多くなる。
相模川にかかる小倉橋を越えるとすぐに、相模川の河岸段丘による登り坂があり、うんざりする。
かなり疲労してようやく橋本駅に到着し、輪行で帰宅した。

秦野での朝焼け。
ここで一曲(音が出ます)。
権現山からの展望。
太平洋と大島が見えた。
同上。
箱根方面。
同上。
秦野市街地と富士山。
同上。
富士山を拡大。
同上。
これから走る方面の眺望。
山並みの左から2つ目のV部分
(水平の道がかすかに見えるところ)
がヤビツ峠と思われる。
右の山は大山。
JT(日本たばこ)の研究所。
波多野城跡
道の真ん中にある鳥居。
勾配の急な蓑毛(みのげ)付近。
蓑毛バス停を過ぎると山道となる。
菜の花台から茅ヶ崎、平塚方面の眺望。
あちこちでたき火?の煙が昇っており、
そのせいか霞んでいる。
同上。
秦野市街と箱根。
同上。
富士山と丹沢の山並み。
同上。
ヤビツ峠の左にある山(二ノ塔、三ノ塔という山か?)。
同上。
中央の山の右側(鉄塔が見えている部分)
がヤビツ峠と思われる。
表丹沢林道入り口にて。
こんな山の中に犬がいたが、多分捨て犬だと思う。
(左の車は無人)。
ヤビツ峠に到着。
左に小さい売店がある。
自転車を置いて、岳ノ台の展望台まで歩く途中。
ヤビツ峠は右の小山の向こう側。
小山の手前の写真より少し右が旧ヤビツ峠らしい。
正面は大山。
途中、金網(ここによると鹿よけの金網らしい)が
張り巡らされている所があり、
金網を越えるために作られた橋。
熊笹の中を進む。
途中誰も人に出会わなかったので少々不安になる。
30分ほど歩き、岳ノ台展望台に到着。
しかし上空に雲があり、日が陰ってしまった。
展望台からの眺め。これから走る宮ヶ瀬湖方面。
同上。
二ノ塔、三ノ塔か?
富士山と丹沢。
富士山自体は見えているが、
全体に霞んでしまった。
展望台からの帰路、
一箇所迷いそうな分岐があった。
右に曲がるのが正しい。
ヤビツ峠に戻る途中の道。
正面は大山。
ヤビツ峠から1.5kmほど下ったところにある水場(護摩屋敷の水)。
2箇所あり、大勢の人が水を汲んでいた。
大量のポリタンクやペットボトルを持ち込んでおり、
業務(食堂など)で使うのかも知れない。
殺菌していないので、飲料で使用するときは煮沸せよと
注意書きがあった。
防護壁の裏側を拝見。
宮ヶ瀬湖に向かって進む。
クマに注意(>_<)。
犬の綱を持って登っていくサイクリスト。
川の中にあった大きな岩。
宮ヶ瀬湖。正面は宮ヶ瀬ダム
水の郷大つり橋。
同上。右は宮ヶ瀬湖畔園地
虹の大橋。
宮ヶ瀬湖。
相模川を渡る。
左側に河岸段丘があり、急坂を登る。
建設中?の(新)小倉橋。
橋本駅に向かう途中で夕暮れとなった。

次のレポートへ  ツーリングの記録へ  ホームへ 自転車紹介へ プロフィールへ リンクへ