黒谷〜美の山公園〜自然のみち〜蓬莱島公園〜甌穴〜ロープウェイ〜岩畳〜ライン下り〜上長瀞
参考資料:ウォーキングナビ埼玉 川越・秩父奥武蔵散歩(昭文社)



本ツーリングレポートでは原則として同じ場所は走らないことにしている。
しかし昨年春に走った美の山と長瀞は天気が悪く写真がひどいので、紅葉を狙ってリベンジすることにした。

秩父鉄道の黒谷(くろや)駅まで輪行。いきなり激坂が始まる。
途中、「和銅採掘露天掘跡」の標識のところで山道を数分歩くと、
日本最古の貨幣である和銅開珎(わどうかいちん・わどうかいほう)の巨大モニュメントがある。
この付近には和銅開珎関連の遺跡がいくつかあるらしい(このHP参照)。

再び自転車に戻って坂を登ると、前回のレポートでも走った美の山公園観光道路に合流する。
前回は桜のシーズンだったため車が多かったが、今回は朝9時半ということもあり、車は少なかった。

やがて美の山公園に到着。この公園はアジサイ夜景などの名所で、
天気が良ければ秩父市街地、武甲山、両神山などが一望できる。

山を下り、国道140号線を経由して長瀞に到着(長瀞の紅葉スポットはここを参考にした)。
岩畳からの景色は光線の関係で午後の方が見栄えがよいとのことなので後回しにし、
まずは荒川の東側を走る。

途中、岩畳の対岸に「自然のみち」という名の遊歩道がある。
ここは断崖の中腹を通っており対岸の岩畳が見える(ただし大部分は樹木に遮られて見えにくい)。
道の左側は絶壁なので、写真撮影には注意されたい。

次に長瀞八景の一つ、荒川の中洲である蓬莱島公園に寄った後、
オートキャンプ場の先にある、日本一の大きさだという甌穴(おうけつ)を見に行く。
甌穴はポットホールとも呼ばれ、昔の川底のくぼみ内にあった小石が、
流れによって穴の中を旋回して穴が次第に大きくなったらしい。
穴のできるメカニズムの説明がここにある。

続いて宝登山(ほどさん)ロープウェイの山麓駅へ向かう。
山麓駅の手前に急坂があるが、観光客が多数歩いているので、
平静を装って(>_<)何とか自転車で登った。
ロープウェイの山頂駅からは長瀞の街並みが一望できる。

午後2時頃になったので、岩畳で紅葉の写真を撮影する。
なお、参考資料P103の地図で、岩畳の場所が
長瀞駅から川に向かって左側になっているが、実際は右側である。

上流の親鼻橋まで戻り、ライン下りの舟に乗る(親鼻橋〜岩畳までのAコース)。
秩父鉄道の鉄橋を越えて少し進んだところで、
1日一往復走る(つまり2回通過する)SLが通過し、何とか撮影することができた。
Aコースでは途中3箇所ほど流れの急な箇所があった。

岩畳からマイクロバスで再び親鼻橋に戻り、上長瀞駅近くの食堂で蕎麦を食べ、
暗くなったので自然史博物館付近で行われている紅葉のライトアップを撮影。
上長瀞駅から輪行して帰宅した。

和銅開珎のモニュメント。
大きさ比較のため、「同」の字の右下のコンクリートの上に
ヘルメットを置いたが、小さすぎてよく見えない。
秩父の市街地が見えてきた。
美の山公園観光道路。
今日は交通量が少なかった。
美の山公園の入り口付近にて。
美の山公園の展望台より。上の中央は両神山。
同上。秩父市街地。
同上。武甲山。
同上。東側の風景。
写真にアクセントをつけてみたが(^^;)。
道路に数箇所出っ張りがあるので、
スピードの出しすぎに注意。
皆野の市街地。
長瀞の岩畳対岸の「自然のみち」。
道の左側は切り立った断崖で、
下を荒川が流れている。
自然のみちから岩畳を望む。
同上。
上の山は後でロープウェイで登る宝登山。
金石水管橋。左側は蓬莱島。
水面に浮いているのはカヌー。
蓬莱島から上流の岩畳方面を望む。
のどかな田園風景。
金石水管橋から上流(岩畳)方向の眺め。
金石水菅橋から下流の眺め。
日本一の甌穴(おうけつ)の場所は、
この写真の川の右側の部分だが、
案内板がないので分かりにくい。
橋は高砂橋。
上の写真の川の右側の部分がこれ。
この写真の上の黒い部分の下に甌穴がある。
岩を登れるが、降りにくいので注意。
これが甌穴。
穴に落ちているのは落ち葉。
甌穴付近は流れが静かだ。
甌穴付近から上流の眺め。
宝登山ロープウェイの山麓駅。
ロープウェイ山頂駅からの眺め。
岩畳の対岸。
相変わらず人面岩のように見える。
この写真の上部の樹木のところを
「自然のみち」が通っている。
(上から13枚目の写真を撮影した付近だと思う。)
紅葉は見頃だ。
岩畳。右が荒川の流れ。
ボートに興じる人々。
岩畳。
このあたりの紅葉が一番きれいだ。
同上。

上流の、ライン下りの乗船場がある
親鼻橋付近。
橋は秩父鉄道の鉄橋。

ここから転載。
下流に下ったライン下りの舟をトラックで回送し、
再び水面に降ろす。
船頭さんも車で戻ってくる。
以下、ライン下り(Aコース)の舟から撮影。
流れの急な箇所が3箇所ほどあった。
秩父鉄道の鉄橋を越えて少し下ったところで、
案内の船頭さんが、今SLが通ってるよ!と叫んだので、
あわてて振り返ってシャッターを切った。
ここで一曲←音が出ます。)
亀岩。
流れの急なところに近づくと、
船頭さんから、備え付けのビニールで防ぐように指示がある。
岩に接近。
さきほどの紅葉がきれいな場所。
ライン下りAコースはここ(岩畳)で終わり。
Bコースは、ここから下流の高砂橋まで。
舟から下船後。影の部分は岩畳の入り口。
夕方、西日が射した状態が一番きれいだそうだ。
上流の上長瀞駅付近。
自然史博物館付近で行われていた
紅葉のライトアップ。
同上。
同上。

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