東毛呂〜桂木〜黒山三滝〜越生梅林〜七重〜小川町
参考資料:東京近郊サイクリングコースガイド東京東部編(山と渓谷社)P92,P94


 最近山梨、静岡、神奈川方面のレポが続いたので、今回は久しぶりに奥武蔵へ行くことにしたが、
高い峠はまだ雪が残っているようなので、低い峠越えでお茶を濁すことにした。

 東武東上線の坂戸で乗り換え、東武越生(おごせ)線の東毛呂(もろ)駅まで輪行。
西に向かい、荒川の支流の小さい川を遡る。
次第に平地が狭くなり、両側の谷が迫ってきて、やがて九十九折れが始まる。
典型的な峠越えのパターンだ。車はほとんど通らない。

大分登ったところに桂木の集落があるが、家々は結構離れている。
途中道を間違え、激坂を押して登ると、桂木観音があった。
(分岐を右に進む桂木観音への道の方が立派なので注意。)

峠を越えていったん下り、今度は越辺川を遡ると黒山三滝の入り口に到着。
ここから最初の天狗滝までの歩道は自転車でも登ることができる。
天狗滝の入り口に自転車を置き、山道を天狗滝、女滝、男滝と周回する。
山道は少々滑りやすいので注意の事。

続いて自転車で越辺川を下り、越生(おごせ)梅林に向かう。
梅林では梅祭りが開催されており、敷地内には屋台がたくさん出ていて、
午前10時だが人でごった返していた。

この付近は越生梅林の周囲にも梅がたくさん生えており、この地図に従って周辺を探索した。
地図には載っていないが、越生梅林の北西の丘(会場から見えるのですぐ分かる)には、
梅もたくさん生えていて市街地の展望も良いのでお勧めだ(屋台は一見もないが)。

続いて北西に向かい、ゴルフ場のある峠を越えて都幾川(ときがわ)村に入る。
都幾川を遡り、途中の道を小川町方面に曲がり、今日最後の峠越えを開始した。
峠の直前に七重という集落があり、茶畑があった。

道に通行止めの簡単な柵があったが、行ける所まで行こうとそのまま進む。
やがて峠の頂上に到着。曇天で風も吹いていないので、シ〜ンとしていて全く音が聞こえない。

峠から1km位下ったところで再び通行止めの柵が現れた。しかも今度はかなり厳重になっている。
このままずっと下りなので、この先本当に通行止めで通れないと、
再び登らなければならず、やっかいだ。
しかし過去の経験では、車は通れなくても自転車は通れることもあったので、
苦渋の選択の末、そのまま進む事にした(真似しないこと)。

周囲は相変わらずシ〜ンとしている。
しばらく車が通っていないらしく、道には木の葉が堆積しており、石ころが落ちている箇所もある。
午後4時近くになって周囲が少しずつ暗くなってきた。
先ほどから「熊に注意」の看板を2回ほど見た事もあり、だんだん不安になってきた(>_<)。

と、そのとき、前方にブルドーザーが見えた。
接近すると、川に橋を架ける工事中で(今日は休み)、道路は通行不能であった。
しかし、すでに峠から3kmほど下っているので、ここから再び戻るのはかなり辛い。

川まで降りて進むか、作成中の橋の土砂の中を歩くか、いずれかの方法しかない。
どちらも途中に崖があるが、前者の方がきつく、自転車を担ぎながらでは難しそうなので、
後者の方法をとり、何とか橋を突破できた。
今回は幸い通過できたが、もし通れなかったら大変だったので、
今後、通行止めの箇所は無理に進まないようにしようと固く決心した。

さらに川を下り、小川町から輪行した。

のんびりした田舎道を走る。
中々手強いヘアピンカーブ。
大分登った所に桂木の集落がある。
道を間違えて激坂を押して歩き、桂木観音に到着。
曇天で周囲は霞んでいる。
この谷を奥に進むと黒山三滝の入り口に到着する。
黒山三滝の入り口にある熊野神社の杉。
左の杉の下にBD-3がわずかに見える。
黒山三滝の天狗滝。
岩に隠れて全容は見えない。
左が女滝。右が男滝の一部。
男滝。
越生梅林の周囲にも至る所に梅が咲いている。
左が越生梅林。
会場内を走るミニSL.。
運転する人は煙をかぶって大変だ。
梅林内の梅はほとんど白梅で、紅梅は少ない。
会場内には屋台がたくさん出ていた。
梅の盆栽。
梅園神社の枝垂れ梅。
ど派手なサイドカー?を発見
越生梅林の周囲。
同上。
小高い丘からの眺め。
同上。
同上。
駐車場の向こう側が越生梅林。
壊れたウルトラマン。
都幾川(ときがわ)村営バスの時刻表。
平日は1日3本、休日は2本。
ゴルフ場を通過。
都幾川村の荻日吉神社の杉。
鳥居の下にあるのはBD-3。
となりのトトロか
都幾川の流れ。
警察犬研究所?
林道を走る。
出没注意の看板を何回か見た。
峠の手前にある七重の集落と茶畑。
2回目の通行止めの柵。
左の白い塊は雪。
通行止めで車が通過しないため、
木の葉が堆積している。
ついに工事箇所に到着。
とりあえず自転車を置いて通ってみる。
不安そうに救出を待つBD-3。
山奥にひっそりとたたずむダム湖。
→方向と←方向の流れが合流して、
↑方向に流れている。

次のレポートへ  ツーリングの記録へ  ホームへ 自転車紹介へ プロフィールへ リンクへ