寄居〜笠山峠〜見晴らしの丘公園〜小川町(走行距離40km)
参考資料:東京近郊サイクリングコースガイド50(東京東部編)P98



今日から9月。
先週ツーリングを休んだので、気合を入れるため、残暑厳しい中、笠山峠に行くことにした。
この峠は昨年このHPを作成する直前に走っており、今回は再挑戦となる。

熊谷から秩父鉄道に乗り換え、寄居まで輪行。
荒川の断崖沿いに築かれた天然の要害である鉢形(はちがた)城址を訪ね、
自転車を置いて散策する。
内部は整備されて公園のようになっている。
城の遺構についての説明があまりないので、
例えばどの部分が空堀跡なのかなど、素人の私には分からなかった。
興味のある方は上記HPを参照されたい。
まだ朝9時頃だが、歩くとすでに顔や腕から汗がしたたり落ちる。

県道294号線を南下する。交通量は少ない。
途中、やや傾斜が急で長い坂が続き、小さい峠を越える。
本日は晴れたり曇ったりの天気だったが、暑さのためすでにヘロヘロになる。

東秩父村に入り、落合橋を右に曲がって県道11号線に入る。
付近にキャンプ場などがあるせいか、交通量はやや多い。
周囲は次第に山深くなってくる。
ここまで数人のサイクリストに出会ったが、ピシッとしたジャージを着ている人が多く、
ツーリングではなくヒルクライムの練習をしているようだった。

小学校の分校の付近で県道を曲がり、林道に入る。
セミの鳴き声だけが聞こえる人気のない道を黙々と登っていく。
天気は相変わらず晴れたり曇ったりだが、風がほとんどないため暑い。
速乾Tシャツは汗を含んで変色し、重くなっている。
こまめに休憩をとって給水するが、水はぬるくてうまくない。

かなりヘロヘロになった所で水場(甘露水)に到着。
驚くほどの冷たさではないが、一気に何杯も飲み、ペットボトルにも補給する。
腕や頭にも水をかけ、お握りを食べてしばし休憩。

ここから少し走るとやがて笠山峠(七重峠)に到着(表示がないので明確な場所は不明)。
頂上付近からはダートの林道が奥に延びていた。
一般的に、峠の頂上からの見晴らしは良くないが、笠山峠の場合は関東平野が一望できる。

峠を下って3kmほど進むと、再び水場(延命水)がある。
車が数台止まっていて、ポリタンクやペットボトルに水を詰めていた。

さらに道を下るとやがて集落が現れ始める。
途中の道沿いに腰越城跡へ向かう山道があったので行ってみようと歩き始めたが、
頭の後ろでハチのようなものがブンブン鳴きながら200mほどついて来て、
帽子で振り払っても退散しないので、途中で引き返した。

やがて武蔵の小京都と呼ばれる、和紙で有名な小川町に到着。
由緒ありそうな家々が散見される。
小川町ではおそろいのジャージを着たサイクリストのグループに出会った。

時間があったので、仙元山の見晴らしの丘公園に行くことにした。
公園まで舗装された道が続いているが、結構傾斜が急なため、
途中で自転車を置いて歩いて登った。

小川町から輪行で帰宅。

寄居付近の荒川にかかる正喜橋から
下流の眺め。
正喜橋から上流の眺め。
この付近を玉淀河原と呼ぶらしい。
左の断崖沿いに鉢形城跡がある。
鉢形城址から寄居の町並み。
だらだらした長い登り坂が続く。
ようやく小さい峠に到着。
村の文化財になっているエノキ
のんびりした田園地帯が広がる。
鉄骨だけの工場跡?
西小学校白石分校。
上記写真の左隅に見えるお寺。
分校付近の川。
ここから笠山峠への林道が始まる。
晴れたり曇ったりの天気だが、
風があまりないため汗がしたたり落ち、
次第にヘロヘロになる。
水場(甘露水)にようやく到着。
空に続く道。
ここで一曲(←音が出ます)
青い空と深緑の森のコントラスト。
峠の頂上付近。
左に登山道が伸びている。
峠の頂上付近から関東平野方面の眺望。
やがて小川町が見えてくる。
延命水をペットボトルに汲む人々。
(気が小さいのでこっそり撮影した。)
穂をたれ始めた田んぼ。
大河小学校の分校。
分校にあった歴史を感じる国旗掲揚塔。
右の文字は「皇紀二千六百年記念」、
裏には昭和十五年と書いてあった。
レトロな歩道橋(下は川)。
右の手すりの上の部分に、
「大正十二年六月竣功」と記されている。
ハチ?が追ってくるため途中で断念した腰越城址への道。
小京都小川町の家並み(1)
家並み(2)
インパクトのある看板。
見晴らしの丘公園から小川町を望む。

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