谷峨〜丹沢湖〜犬越路林道(標高950m)〜藤野(走行距離60km)
参考資料:神奈川サイクリングコースガイド(山と渓谷社) P86



真夏の峠越えは暑くて無理であろうと、2週ほど平地を走ったが、
一度位走ってみるのもいい思い出になるだろうと、峠越えを決行することにした。

東海道線の始発に乗り、国府津で御殿場線に乗り換え、谷峨(やが)駅で下車。
小田原で相模湾に注ぐ酒匂川の支流、河内川沿いの県道を遡る。
途中、丹沢湖手前の神縄付近で勾配10%程度の坂が1kmほど続く。

やがて丹沢湖に到着。湖岸には遊歩道がある。
ガイドブックによると、湖岸を一周すると20kmあるそうだ。

丹沢湖を過ぎ、さらに川沿いを遡る。坂はそれほどきつくない。
河原にはキャンプ場が点在している。
中川温泉を過ぎ、さらに進むと箒沢集落の手前で巨木箒杉(ほうきすぎ)が現れる。

さらに進み、ウェルキャンプ西丹沢というキャンプ場の付近で右に曲がり、犬越路林道に入る。
(曲がる道を間違えて1kmほど先まで行ってしまった。)
なお、犬越路の名前の由来はこのHPの上から5番目のトピックに記されている。

林道に入ってすぐ、立入禁止のゲートがあるが、そのまま走ることにするm(._.)m。
蝉の音だけが聞こえる林道を、次第に高度を上げていく。
道は広く舗装状況もよいが、多少石がころがっている。

午前中なのと、ある程度高度があるせいか、ムッとするほどの暑さではなく、風もときおり吹く。
また周囲は林なのでときどき木陰がある。
しばらく進むと先ほどの川沿いのキャンプ場が眼下に見えてくる。

やがて犬越路隧道(トンネル)に到着。
トンネルの向こう側の出口は見えるが、例によって無灯なので、
バックミラーを見えない角度にし(変な物が映ると困るので)、ライトを全て点灯して走り始める。
今回のトンネルは水平だったので、比較的短時間通過することができた(^^;)。

トンネルを抜けると再び立入禁止の看板があるが、そのまま走るm(._.)m。
ここから先は下りで、2kmほどは舗装されているが、その先の数キロはダートだ。
先日の霞ヶ浦のダートより路面状況はかなり悪い。
ごつごつした石が埋まっていたり、路面上を浮石?が被っている箇所は
自転車で走行するのは無理で、かなりの箇所を押して歩くことになってしまい、
下りの醍醐味をあまり味わうことができなかった。

その後舗装道とダートが交互に現れ、キャンプ場でようやく舗装路になる。
この付近に反対側の立入禁止ゲートがあるが、脇の隙間が狭く、
自転車を外に出すのに苦労した(MTBなどでは無理かも知れない)。

ここから先、道志川に沿って高台を走るが、川は見えなかった。

道志川を渡り、相模川方面に向かって走る(途中一部ガイドブックと違う道を走った)。
傾斜はさほどでもないがアップダウンが多く、午後になって気温も上がりへばってきたので
何度も押して歩き、ようやく藤野駅に到着。

今日の印象では、少なくとも午後の暑い時間帯に峠を登るのはきついと思う。
また、途中自動販売機を見つけては水分を何度も補給した。

朝焼けの隅田川を渡り、東京駅に向かう。
谷峨駅付近の酒匂川と東名高速。
丹沢湖(1)
丹沢湖(2)
丹沢湖と永歳橋。
丹沢湖を過ぎると次第に山深くなる。
キャンプ場が点在する。
空にそびえる箒杉。
下から見た箒杉。
大賑わいのキャンプ場。
ここを右に曲がると犬越路林道。
間違えて曲がらずに1kmほど走ってしまった。
犬越路林道に入って少し進むと立入禁止のゲートがある。
先ほどのキャンプ場が眼下に見える。
頂上の犬越路隧道
トンネルを越えるとそこには通行止めの表示が。
大室山?
タイヤより太い溝に注意。
下界の眺望。
木が倒れていた。
やがて道はダートになる。
砂防ダム?が至る所にある。
小学校時代の田舎での夏休みをイメージした写真。
ここで一曲(←音が出ます。)
石ころがボコボコしていて走行不能なので、
押して歩いた。
こちらの出口の脇は狭くて出るのに苦労した。
マス釣り場?
深緑の水をたたえた奥相模湖ダム。
青い空と白い雲。
藤野町の日連大橋からの相模川。

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