日本橋〜日比谷公園〜愛宕山〜東京タワー〜芝浦〜天王洲アイル〜品川
参考資料:東京山手・下町散歩(昭文社) コース53,77,87,97



相変わらず2週間位前から引いた風邪が治らず、痰のからんだ咳や黄色い鼻水が出る(>_<)。
また数日前から梅雨に入り、天気予報によるとこの土日も降水確率が高い。
ということで、今週は遠くに遠征するのはあきらめ、東京をポタリングする事にした。
東京をご存知の方にとっては退屈する内容だが、
東京以外で本HPを見ている方もいるかもしれないのでご容赦願いたい。

ガイドブックなしでやみくもに走るのも面白いが、やはりガイドブックに従った方が効率が良いので、
首記のウォーキング用のコースガイドに従って走る事にした。
このガイドには、23区内の115のウォーキングコースが紹介されている。
詳細な地図内に赤線でコースが記載されており、また見どころの場所と簡単な解説も併記されている。
曲がる個所が多いため、何度も地図を見なければならないのが難点だ。

まずコース53の「江戸を歩く 日本橋・銀座」を走る。
江戸時代の五街道の起点、日本橋を出発し、三越本店、旧三井銀行本店、
日本銀行などの重厚な建物を撮影する。
建物は写真に全部収まらないことが多いので中々難しい。また市街地では人目も若干気になる。

続いて下町の八丁堀、入船方面を走る。途中日枝神社の山王祭のおみこしに遭遇した。
鉄砲洲稲荷で参拝した後、丸の内、皇居のお堀端を通過して日比谷公園に到着。
天気が悪く周囲は霞んでおり、霧のような小雨が降ってきた。

コース53はここで終了。霞ヶ関の官庁街を通過した後、
2つ目の、コース77「寺町散歩 愛宕山・芝」を開始する。

神谷町まで南下し、傾斜のやや急な坂を走って愛宕山に登る。
ここは1925年にラジオの本放送が開始した場所らしい。
頂上にはこじんまりしたNHK放送博物館と放送文化研究所の建物が建っている。
周囲には山よりはるかに高い高層マンションが立ち並んでいる。

隣の愛宕神社に参拝した後、芝の増上寺芝東照宮を見学。
近くの芝丸山古墳は、鬱蒼とした木々に囲まれた小山の中にあり、
人気もなくカラスの鳴き声だけが聞こえていた。

東京タワーを過ぎ、神谷町でコース77は終了。続いて田町方面に向かう。
途中、聖堂のような妙な形のビルがあるので入り口をくぐると、中は慶応義塾大学であった。
(ラーメン二郎三田本店近くの入り口しか知らなかった。)

都内にはときどき自転車で渡れない交差点があるのには閉口する。
つまり歩道橋はあるがスロープがなく、一方ガードレールがあるため車道へ降りることもできない。
この場合、最も近い横断歩道まで迂回することになるが、
横断歩道が300mから500m先にあることもあるので、
このような交差点は行政の方で何とかして欲しいと思う。

田町駅を過ぎ、コース87「東京探検 カナルタウン(運河の町)芝浦」を開始する。
田町の芝浦側にしては妙に人通りが多いのでおかしいなと思っていたら、
皆バスに乗ってどこかへ向かっている。
後で分かったが、レインボーブリッジ近くの「オンワード」ビルで何かの催しを行なっているらしく、
そこから帰る人は皆、福袋のような紙袋を持っていた。

芝浦は地図で見ると分かるが、運河で囲まれた大小の埋立地の集合体で、
オフィスビル、工場、倉庫が多い。また、時折変わった形のハイテクビルが建っている。
港湾労働者用の食堂や宿泊施設、プロ野球発祥の地である芝浦球場があった埠頭公園、
お立ち台で有名なディスコ「ジュリアナ東京」があった場所などを通過し、再び田町へ戻りコース87を終了。

続いて旧海岸通を南下し、コース97「東京探検 高浜運河・品川ふ頭」を開始する。
高浜運河を越えて埋立地に入ると、前方に恐竜のような形の変な建物が見えてきた。
地図で確認すると港清掃工場だった。

京浜運河を越えて港清掃工場のある埋立地に入る。この埋立地の先は東京湾だ。
コンクリート工場付近では大量のタンクローリー車が群れをなしていた。

殺伐とした巨大倉庫群の傍らに、大型のコンテナのようなものが大量に詰まれていた。
鉄道貨物用ではなく、航空機に積むような感じのコンテナで、英語や中国語などの文字が書かれている。

再び京浜運河を渡り、天王洲アイル、天王洲運河を越え、高浜運河沿いの遊歩道を進む。
この付近に東京水産大があるのは知らなかった。
ハイテクビル群の立ち並ぶ品川まで戻り、ラーメン二郎品川店の前を通過したが、
夜の部はまだ開いていなかったので、第一京浜を通って帰宅した。

江戸時代の五街道の起点、日本橋。
上を高速道路が走る。
東急日本橋店(旧白木屋)は閉店したが、日本橋三越本店は健在。
旧三井銀行本店は中央三井信託銀行に変わっていた。
日本銀行の新旧の建物。
日枝神社の山王祭のおみこし
土曜で閑散とした丸の内のオフィス街。
お堀端の明治生命ビル
多分一生宿泊することはないであろう帝国ホテル
日比谷公園の心字池
日比谷公園にて。
茶色の建物は日比谷公会堂。
一体何があったのでしょうか

霞ヶ関の官庁街。


MITIの異名を持つ
経済産業省(旧通産省)。
何かと話題の外務省
塩爺こと塩川大臣がいる財務省
文部科学省。
後ろは高層ビルのさきがけ霞ヶ関ビル。
こじんまりした愛宕山のNHK放送博物館を
高層マンションが取り囲む。
増上寺と上が霞んでいる東京タワー。
芝東照宮
東京タワーを支える鉄骨
飯倉のノアビル。
右下は警戒中の機動隊のバス。
慶應義塾大学の入り口になっているビル。
慶應義塾大学記念図書館
芝浦の運河の舟溜まりと、羽田に向かうモノレール。
三角形のカネボウビル
レインボーブリッジ。
向こう岸はお台場。
この公園に、プロ野球発祥の地、芝浦球場があったらしい。
この付近にディスコ「ジュリアナ東京」があったらしい。
NEC本社スーパータワーの遠望
Japan Timesビル
少し変わった形のビル
高浜運河と、中が中空になっているビル。
少し変わった形のビル
港清掃工場
山積みされたコンテナ群が延々と続く
天王洲アイル
天王洲アイル付近の運河。
後方は品川のビル群。

品川駅付近のハイテクビル群。

左上は品川駅。

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