前橋〜水沢観音〜伊香保〜ヤセオネ峠〜榛名湖〜唐松峠(標高1180m)〜高崎(走行距離70km)
参考資料:自転車コースガイド関東エリア(アテネ書房) P78


ツーリングレポートで群馬、栃木方面が手薄なので、今日は群馬県に遠征し、榛名湖へ行くことにした。
高崎で両毛線に乗り換える。日曜の午前7時過ぎというのに、
5両位の車両の全座席中7割位を高校生が占有しており、しかもその他の客はちらほらしかいない。
高校生の好奇に満ちた視線を感じつつ(>_<)、一見平然を装いながら輪行袋を車内に運び込んだ。

前橋で下車。駅前の通りにはケヤキ並木が植えられていて落ち着いた風情の町だ。
利根川にかかる大渡橋から、右手に赤城山、左手にこれから走る榛名山が見える。

吉岡町から県道15号線を伊香保方面に進むと傾斜がきつくなってくる。
例によって息が乱れない程度の超低速(時速6〜9km程度)で走るが、
今日は暑く、Tシャツと短パンでも汗が出る。

道沿いには博物館や美術館、バーベキューなどの観光施設が点在している。車は結構多い。
歩道が全くない個所(車道の外側に区切りの白線は引いてあるが、白線の外に全くスペースがない)や、
白線に太い亀裂が入っていてタイヤがはまりそうな個所があり、運転には注意を要する。

やがて水沢観音に到着。このあたりはうどんで有名らしく、うどん屋が軒を連ねる。
水沢観音を過ぎ、一度坂を下った後、また登るとようやく伊香保温泉だ。

役場前に自転車を置き、急坂を10分ほど歩いてロープウェイ駅へ向かう。
ロープウェイの山頂からの眺望は良く、公園や茶店もある。

再びロープウェイで下界に下り、全部で360段あるという伊香保名物の石段街を下る。
突然「火事だ〜」という叫び声があがり、従業員の方たちが10名ほど飛び出してきたので
何事かと思ったら、火災訓練であった。

役場に戻り、再び自転車で榛名富士方面に向かって坂を登り始める。
ここから先、スカイラインのような比較的広い道になるが、相変わらず車が多い。
また、10台〜20台の大型バイクが爆音をとどろかせて通過していく。
道沿いには赤とオレンジの中間色のツツジ?が咲いており、それを見ながら気を紛らせる。

やがてヤセオネ峠に到着。峠の看板はなかったが、峠名が停留所名になっていた。
ここから先は下り。車が多いので、ワイヤーで区切られている歩道側に入ったところ、
簡易舗装の路面状況がひどく、しかもワイヤーの出口がないので車道側に戻れなくなった(>_<)。
結局自転車を持ち上げ、ワイヤー(高さ80cm位)の上から車道側に移動した。

やがて榛名富士のロープウェイ乗り場に到着。
観光用の馬車やレンタサイクル(2人乗り自転車や4輪自転車もある)も用意されている。

自転車を置いてロープウェイで榛名富士の頂上まで行く。
頂上からは関東平野と赤城山などの山々が一望できる。
榛名富士の横にある榛名湖も一望できるかと思ったが、樹木にさえぎられてよく見えない。
(ロープウェイ駅付近からは湖が見える個所があるが、ロープウェイの数本の柱に遮られて見栄えがよくない。)

仕方ないので一計を案じ、ロープウェイの車内から窓越しに撮影することにした。
ロープウェイは2台が一組になっており、ケーブルが2本あるので湖側の組と反対側の組がある(つまり計4台)。
湖の撮影に適しているのは湖側の組の下側(ふもと側)の車両なので、
ロープウェイを2台ほどやり過ごして(数分ごとに発車している)その車両に乗れるように乗車順を調整し、
改札と同時に脱兎のごとく車内に駆け込み、撮影に適した湖側の場所を確保した。

やがてロープウェイが動き出し湖が見えてきたので、8枚ほど連続して撮影したところ、
3枚はうまく撮れた(^^)v。なお、残りは窓が反射して失敗だった。

続いて榛名湖を自転車で一周する。湖の榛名山側に1箇所、12%以上の坂があった。
一周した後、唐松峠に向かう。
途中、前カゴから物を出そうとしたところ人差し指を切ってしまい、血が吹き出してきたが、
薬品(サンドウィッチのおしぼりに良く似た消毒紙)で消毒してバンドエイドを巻いたら何とか止血した。
はやり遠征する場合、薬品類の携行は必須だ。

唐松峠からはずっと下りとなる。
ブレーキをほぼ握りっぱなしのため、握力強化用のグリッパーを握っているのと同じで手のひらが疲れた。

高崎駅構内の食堂で味噌田楽をつまみにビールを飲み、輪行した。

前橋市内を流れる利根川。
広大な裾野を持つ赤城山。
今回から、Yahoo自転車掲示板の江戸川トピ
中土手氏が作成したシールを貼った。

BD-3(2001年モデル)は折りたたんだときに倒れやすいので、
右上のつっかい棒を購入店のオオヤマさんで装着してもらった。
なお、BD-3の最新2002年モデルは倒れにくいようである。
同じく今回から登板した、右は関宿銀輪倶楽部のシール。
左は(文字がよく見えないが)シンザカヤさんの酒屋のシール。
これから走る榛名山方面の展望。
水車小屋。
車輪は動いていたが、現役で使っているかどうか不明。
水沢観音付近の水沢山(浅間山)とのツーショット。
水沢観音の六角二重塔
水沢観音の本堂
伊香保のロープウェイ山頂から赤城山の展望。
同じく山頂からの展望(山の名前不明)。
山頂にはツツジが咲いていた。
山頂から伊香保温泉を望む。
伊香保温泉の石段街。
大塚のレトロ看板を発見!
左上から浪花千栄子(オロナイン)、
由美かおる(アース渦巻き)、
水原弘(ハイアース)。
右上は松山容子(ボンカレー)。
なお、大塚レトロ看板の詳細はここを参照されたい。
榛名富士へ向かう道ぞいにもツツジが咲いていた。
しかし車やバイクが多い(>_<)。
途中の展望台からの眺め。
ヤセオネ峠。
榛名富士へ向かう下り。
歩道の路面が荒れている(穴のあいている個所もある)が、
車道との間にロープが張ってあり、車道に出にくい。

榛名富士とのツーショット。

榛名湖と榛名富士(ここから転載)。
榛名富士のふもとにあるロープウェイ駅
レンタサイクル。変わった自転車?もあった。
榛名富士頂上から関東平野の眺望。
左が前橋、右が高崎と思われる。
ロープウェイ内部から窓越しに撮影した榛名湖。
榛名湖と榛名富士。

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