河口湖駅〜河口湖〜山中湖〜精進湖〜本栖湖〜三湖台〜河口湖駅(走行距離不明)
参考資料:自転車コースガイド 関東エリア(アテネ書房) P48


下界の桜はすでにほぼ散ってしまったが、先週に引き続き、桜を求めて富士五湖(山中湖を除く)に出かけた。
今回は走行距離は大したことないが、見所が多く写真撮影に時間がかかることが予想されたため、
朝一番(4時38分東京発)の中央線で出発。
途中高尾で乗り換え、大月から富士急で河口湖駅に到着。
全て各駅停車なので、東京駅を含め、全部で56駅で停車した。

まず河口湖の桜の名所、産屋ヶ崎に向かう。朝8時頃なのに既に大勢のカメラマンが写真を撮影していた。
三脚付きの本格的なカメラを持った人々の中へ、Tシャツ、トレパン、ヘルメットを被ったままといういでたちで
安いデジカメで乱入。そそくさと2,3枚撮影して退散した。

河口湖の北岸を西に走ると、他にも所々桜が咲いている箇所があり、カメラマンを見かけた。
釣りをしている人も多い。

河口湖を過ぎ、途中、ややきつい坂を越えて西湖へ到着。
南岸の西側は溶岩が湖に流れ込んで岩になっており、その向こうに青木が原樹海が広がっている。
北岸の道は湖岸沿いなので湖面の眺めはよく、また周囲に建物はほとんどない。
富士山は山にさえぎられており、西岸付近でようやく姿を現した。

西湖を過ぎ、青木ヶ原樹海の中の道を通って精進湖へ向かう。
この湖は富士五湖で最も小さい湖で、釣り客が多かった。
精進湖からの富士山は、手前に別の山が見え、「子抱き富士」と呼ぶらしい。

続いて本栖湖へ。水深が深いせいか、他の湖よりも色が青い。
本HPの1回目のレポートでも写真を撮影した中ノ倉トンネル付近は眺めがよく、
5000円札の図柄に描かれている。
なお、西南岸を通る車の少ない県道709号線は、途中から通行止めだったため引き返した。

本栖湖から引き返し、富岳風穴と鳴沢氷穴に立ち寄る。
次に紅葉台の登り口にある食堂で山梨名物「ほうとう」を食べ、缶ビールを飲んだ(^^;)後、
自転車を置いて山道を登った。

紅葉台からさらに登り、途中の茶店の展望台(150円)に寄った後、三湖台へ。
三湖と言っても実際には山中湖の他に本栖湖がかすかに見えるだけだが、
樹海がまさに「海」という感じで見渡せる。
この頃から曇天で、景色が霞んでしまったのが残念だ。

三湖台から下り、天気も悪くなってきたので富士吉田まで戻って終了しようかと思ったが、
まだ少し時間があったので、途中から近道して河口湖に戻り、
タヌキの昔話で有名なカチカチ山のロープウェイに乗り展望台に向かう。
ここからは富士山、河口湖が一望できる。

河口湖駅から東京や新宿行きの高速バスも出ているが、
出発した直後だったので電車で輪行した。
産屋ヶ崎からの富士山。
上の撮影場所の周囲はご覧の通り(^^;)。
河口湖の別の場所での桜
河口湖に浮かぶ、うの島
西湖。対岸中央は樹海。
西湖は西岸付近でのみ富士山が見える。
手前は溶岩でその向こうは樹海。
精進湖
富士山の手前に別の山が見え、子抱き富士と呼ぶらしい。
釣り客が多い。
水深が深いためか水が青い本栖湖。
東岸を除いて建物はほとんどない。
5000円札に描かれている絵はこのあたり。
心地よい風が吹く湖岸を快走する。
道の両側は樹海。
樹海の内部。
溶岩のため、でこぼこしている。
富岳風穴の入口
内部の氷柱
紅葉台の茶店の展望台から。
三湖台から西湖を望む。
湖の手前が樹海。
三湖台からの樹海。文字通り樹の海だ。
左上の白い部分は本栖湖。
カチカチ山ロープウェイ。
屋根に乗っているのはカチカチ山(昔話)のタヌキ。
ロープウェイ山頂から河口湖を望む。
左中央は富士急ハイランド
富士急行のフジサン特急。

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