富浦〜大房岬〜洲崎〜野島崎〜千倉(60km)
参考資料:関東エリア 自転車コースガイド(アテネ書房) P105
                 ウォーキングナビ 房総・水郷散歩(昭文社) P56,60,62

(注)以下の図で、海岸沿いの青い線は一般道、緑の線はサイクリングロード


何かの雑誌で南房総の特集を見たので早速行ってみる事にした。
内房線富浦まで輪行。海沿いの道を大房岬(たいぶさみさき)に向かう。

この岬は、数箇所の公園とそれらをつなぐ遊歩道がよく整備されており、景色もよくお奨めだ。
今回は自転車で回ったが、遊歩道は途中に階段があるので、
自転車をどこかに止めて歩いた方がいいかもしれない。

海沿いの急な坂道を下ると途中に、どこまで続いているか未探索だという洞窟がある。
海岸は岩場で、前方に増間島という島(というか岩)が見える。
岬の反対側に回ると見事な海蝕崖が見える。
この岬は旧日本軍の要塞があった所で、
砲台跡、弾薬庫、探照灯保管庫、発電施設などの遺構が残っている。

岬を後にし、館山を経由して洲崎方面に向かう。
今日は風が強くこの区間は逆風だったが、それほど走行に支障はなかった。

平砂浦海岸の手前からサイクリングロードが始まる。
入口に、「工事中のため通行止め」の表示があったが、実際には工事中の箇所はなかった。
このサイクリングロードは最初のうち海の見える海岸を走るが、
途中から房総フラワーラインの横を走るようになり、垣根には菜の花が植えられている。
道の右手は砂防林で波の音は聞こえるが海は見えず、左手には房総の山々が連なる。
サイクリングロードは何箇所か砂で埋まっている部分があるので、走行には注意のこと。
なお、参考資料(1冊目)によると、この付近は内陸部の道を通った方が花畑が多いとのこと。

館山ファミリーパークを過ぎ、南房パラダイスに寄った後、白浜フラワーパークに向かう。
途中一度サイクリングロードがとぎれ、一般道を走る。

鼻歌(カラオケの練習)を歌いながら走行していたところ、路上の石を踏んだらしく、
石が運悪く右側を走行中の車に当たり「ゴンゴ〜ン」というはでな音をたててしまった(>_<)。
ドライバーが一瞬怪訝そうな顔でこちらを見たが車は止まらず、
次の信号が赤に変わりそうになったのでマズイと思ったが、車はそのまま走り去った。
音の感じからして、石はボディを直撃したのではなく、タイヤの入る空間(名称を知らない)内で
跳ねたような気もするが、もし傷がついていたらゴメンナサイ
それにしても、自転車で走っていてたまに石を跳ねることがあるが、歩行者にぶつかったりすると危険だ。

フラワーパークの先の屏風岩付近の海岸は、侵食された磯や巨石が連なり、人も少なくなかなかの穴場だ。
この付近からサイクリングロードが再び始まる。
サイクリングロードというよりは県道の脇の歩道という感じだが車の危険はなく、
右手に見える海と岩場が目を楽しませてくれる。

いつしか追い風となり.、ターボパワー全開となる。
前方に野島崎灯台が近づいてくる。
野島崎は房総最南端の岬で、朝日と夕日の両方が見えるとか。
岩々の連なる磯辺に遊歩道が整備されている。

野島崎から先も県道に沿って歩道モドキのサイクリングロードが続く。
右手には漁港、岩場、砂浜、左は房総の山々が続く。

千倉から輪行。途中館山で特急に乗り換える。
車内で350mlのレモンチューハイを3本飲んだのでぐっすり寝てしまい、
東京駅の直前で目が醒めた。
大房岬の展望台からの眺望
旧日本軍の砲台跡
砲台跡の近くにあった穴。弾薬庫跡らしい。
上記穴の内部。右の2つの部屋は真っ暗。
上記の真っ暗な部屋を撮影してみたが、
妙なものが写っていなくてホッとした(^^;)。
海岸の崖の途中にある洞窟
(どこまで続いているか未調査だとか)
増間島
旧日本軍の探照灯の保管庫らしい。
上の穴の内部。20m位続く。
上の穴の一番奥
これから走る洲崎方面を望む。
見事な海蝕崖。逆光なのが残念。
一応自転車も入れて撮影(^^;)
崖観音
洲崎灯台
平砂浦付近のサイクリングロード。
菜の花の垣根がずっと続く。
右は砂防林。
大波が押し寄せる平砂浦の海岸
南房パラダイスの展望台
展望台から見た大温室
唯一見つけた自転車道の看板。
点線は計画部分。
ポピーが咲き乱れるフラワーパーク
屏風岩付近(1)
海の近くの岩に建つ社。
背後は房総の山々。
屏風岩付近(2)
砂で埋まったサイクリングロード
野島崎付近の海岸
野島崎灯台
強い南風で海は荒れている。
野島崎には遊歩道が整備されている。
野島崎先端付近。朝日と夕日が両方見えるとか。
海蝕崖の岩。
海と反対側は低い山々が続き、花畑が点在する。
あわびをスライスしたような岩。
乗り換え待ちの館山駅にて。
ここで一曲(←音が出ます。)

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