武蔵五日市〜鋸山林道(990m)〜日原鍾乳洞〜奥多摩(55km)
参考資料:東京近郊サイクリングコースガイド東京西部編(山と渓谷社) P64、82



最近、本レポートも軟弱な観光ガイドと化しているキライがあるので、
今週は気合を入れるため、硬派の峠に行く事にした。

武蔵五日市まで輪行。
駅前にあるサイクリストご用達のやまねこ亭はまだ開店していなかった。
なお、半年ほど前に、既に廃版となっている「東京近郊サイクリングコースガイド東京西部編」の在庫が
やまねこ亭にあるという話を聞き、入手することができた(まだ在庫があるかは不明)。

檜原街道は交通量が多いので、車がほとんど通らず静かな裏道を走る。
秋川渓谷が眼下に見え隠れする。
十里木の先の寺岡付近に激坂があり、押して登る。

青木平付近で檜原街道に合流する。
檜原村中心部から右に折れ、北秋川渓谷方面に進む。
この道はサイクルウェアを着たサイクリストを多く見かける。
以前走ったときも見かけたので、トレーニングコースになっているのかもしれない。

途中で右に折れ神戸岩(かのといわ)方面にすすむ。沿線にはマス釣り場やキャンプ場が点在する。
この付近のマス釣り場はなぜかみな「国際」マス釣り場と称している。

神戸岩横の暗いトンネルを過ぎると鋸山林道が始まる。
林道の入口に「通行止」の看板があり、車やバイクはそこで引き返しているがそのまま進む。

(注)鋸山林道は、簡易舗装でボコボコしている箇所があるのと、
特に奥多摩側で、土砂が落ちていたり排水溝があるので、走行には注意が必要である。
しかし今回の走行では、通行止めにするほどの箇所はなかったと思う。


林の中を川に沿って走り、次第に高度を上げて行く。
川から離れ、さらに進むと視界が開け、山々が展望できるようになる。
これから走る道が遠くに見える。

さらに登り頂上(大ダワと呼ぶらしい)に到着。
頂上は登山道と交差しており、(多分登山者の)車が2台止まっていた。
鋸山林道は半年位前にも走ったが、そのときは峠越えビギナーだったので傾斜がきつく、
蛇行走行を多用したが、今回は何とか蛇行せずに登ることができた(ただし写真を撮影するたびに休憩した)。

小休止の後、奥多摩側に下る。走行中サイクリスト数名とすれ違った。
遠くの山の中腹(かなり高いところ)に家が見えた(写真参照)が、あんな高い所に住んでいるのだろうか?

かなり下ったところで今回も後輪がパンク(>_<)。車輪の内側(バルブと同じような箇所)という
妙な箇所がパンクしており、少し思い当たるフシがあるので、購入店に問い合わせる予定。
(注) その後パンクの原因が判明しました。自転車紹介の「BD-1の不具合(1)」を参照してください。

先週のバースト事件があるので、パッチを貼った後、チューブが噛まないように慎重にタイヤに入れ、
再度走り始めたところ、少ししてからまた空気が抜けた。
調べると,、先ほど修理したパッチの境界から空気が漏れていた。、
パッチを貼った箇所にチューブの継ぎ目が通過しており、継ぎ目が出っ張っているため
パッチが完全に付着していなかったのが原因のようだ。
紙やすりで継ぎ目の出っ張りを丹念に削り、再度パッチを貼ったところ今度はうまくいった。

奥多摩から日原街道を走り、日原(にっぱら)鍾乳洞に向かう。
車は少ないが、大型バスと、土曜のせいか大型ダンプがたまに通過する。
道のはるか下を川が流れている。
途中の日原トンネルは長さ1km以上で、歩道と照明がついているが、
行きはずっと登りで、しかもカーブしていて出口が最後まで見えない。

日原の集落を過ぎて少し走り日原鍾乳洞に到着。
鍾乳洞付近には切り立った岩壁やとがった岩がある。

筆者は閉所恐怖症(他に高所恐怖症、スピード恐怖症)なのと、
日原鍾乳洞には以前入ったので、今回は洞窟に入るをやめようかと思ったが、
取材の一環なので仕方なしに入った(>_<)。
洞窟の内部は照明や案内板が完備されている。
途中、急な階段を登るところがあり、一周すると結構疲れる。
暗いところでの写真撮影は慣れていないので、ピンボケでうまく撮影できなかった。
今後暗いところでは、シャッタースピードが長いため、
カメラをどこかに固定して撮影した方がよさそうだ。

洞窟を出て来た道を戻る。日原トンネルの先から林道が分かれており、
その先?に倉沢という廃村があるらしいので行く予定だったが、
夕方になってしまったので今回はあきらめた。
オマケとして廃村関係のリンク集を紹介しておく。

奥多摩駅前の食堂でラーメン+モツ煮込みをつまみにビールを飲んでから輪行。
時間に余裕があれば、もえぎの湯に入ってから帰るのもよいかもしれない。
やまねこ亭(カレーがおいしいとか)
檜原街道の裏道を走る。
梅(桜?)満開
舟形のxxx(名称不明)
神戸岩(かのといわ)
鋸山林道の五日市側入口
沢沿いを進む。岩が多い。
林の中を進む。
沢から離れると視界が開ける。
頂上までもう一息だが、なかなかの坂
鋸山林道の頂上(大ダワと呼ぶらしい)
奥多摩側の展望。
中央よりやや上に家?があるようだ。
上記の家?を望遠で撮影。
木を伐採した跡
先週に続いてパンク用品を紹介

左上から
-空気入れ。足で固定できるので使いやすい。
-接着剤、バルブのフタ、紙やすり、パッチ、それらを入れるケース。
-タイヤをはずすレバー。

右上から
-ペットボトル容器(よくパンクするので水を入れて携帯)。
-容器に水を入れてパンク箇所を探す。
-先週破裂したタイヤの切れ端
  (今後タイヤがバーストしたときに 内側から補強する)。
-ヤスリとレバー付きローラー(パッチを貼った後圧着する)。
奥多摩のセメント?工場
山のかなり上にも家が点在する。
道路沿いの妙な植物
日原の集落
見事な屋根!のお宅
日原集落付近の稲村岩
左上が日原鍾乳洞の入り口
洞窟内の通路。
後で写真を見ると上に妙な白い線が写っているが、何か不明
洞窟内の広い空間(中央は階段)
金剛杖(ピンボケで画像を補正したので画質が悪い)
鍾乳洞付近の岩壁(燕岩?)
巨大な石塔
セメント?を運ぶトロッコが次から次へと通過していった。

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