袖ヶ浦〜富津岬〜東京湾観音〜鹿野山〜竹岡(走行距離80km)
参考資料:東京近郊サイクリングコースガイド東京東部編(山と渓谷社) P50、56



過去のレポートには山(峠)と川は出てくるが、海がまだ登場していないことに気がついた。
さらに、BD-3購入後、房総半島に行っていないということで、
2002年の初乗りは房総半島へ遠征することにした。

内房線の袖ヶ浦まで輪行。田んぼの中を海岸まで走る。
埋立地の大工場群の中に、小さい漁港が点在する。
今日は雲一つない快晴で、対岸の横浜、三浦半島、雪をかぶった富士山も良く見える。
弱い逆風の中をしばらく進むと東京湾アクアラインの橋が見えてきた。

木更津市内を抜け、首都圏を一周している国道16号線を進む。
埋立地沿いにある新日鉄君津の工場群は
樹木にさえぎられてあまり見ることはできなかった。

さらに進むと東京湾に突き出た砂州、富津岬に到達した。
付け根にある富津公園には旧日本軍の砲台があったらしい。
両側を樹木におおわれた道を岬の先端に進む。
先端には展望台がある。ところが、今日一番の目玉になるはずの展望台は
何と点検中?のため、立ち入り禁止であった

岬から戻り佐貫町方面に進むと、丘の上に巨大な観音像が見えたので行って見ることにした。
短いがややキツイ坂を登ると東京湾観音が現れた。
観音像の上まで登れるらしいが時間がなかったので登らなかった。

佐貫町から鹿野山方面に進む。標高300mちょっとだが結構キツイ。
房総半島は温かいと聞いていたが、数日前の寒波の影響か、
高度200m位から部分的に雪が積もっていた。

鹿野山(頂上はどこか分からなかった)を越えて少し進むと初詣客でにぎわう神野寺。
逆戻りしてマザー牧場を素通りして下り、内房線上総湊に至る。

ここでふと、隣駅が竹岡だということに気づいた。
房総地方には竹岡式というラーメンがあると、以前ラーメンチャンプ石神氏の
ラーメン本で読んだことがある。
店名は覚えていなかったがとりあえず竹岡まで行ってみると
道沿いに梅の家というラーメン店を発見。
後で調べたら、この店こそ、竹岡式の元祖であった。

店に入った時点では20席ほどの席に若干空席があったが、
ラーメンを待つ間に満席に、しかも行列が出来始めた。
通常著名ラーメン店はラーメンフリークたちが遠方からやってきて
行列になっていることが多いが、客層を見ると地元の人が多いようだ。

ラーメンを食べた後、竹岡駅まで行き、1時間に一本の電車を30分ほど待ち、
輪行して帰宅した。

東京湾岸に点在する小さい漁港

東京湾アクアラインの橋

航空写真(ここから転載)。
橋の真下
突然出現した謎の恐竜
新日鉄君津の工場群
右岸は昔の海岸。左岸は埋立地。
富津岬の付け根の富津公園の展望台から岬の先端を見る。
写真では分かりにくいが、
樹木におおわれた砂地が細く伸びている。
富津岬の根元にある富津公園。

富津公園の砲台跡?

富津岬全景(ここから転載)。左の島は第一海堡(かいほう:海上の要塞)

富津岬先端の展望台は
立ち入り禁止

富津岬先端(ここから転載)。
今回は、この写真のように展望台の左に長く伸びた砂嘴(さし)は見られなかったが、
ここによると干潮のときに現れるようだ。
ただし干潮のときに行ってしまうと、潮が満ちてくると戻れなくなるので非常に危険だ。
富津岬先端からの富士山。

かつて東京湾には第一〜第三海堡が作られた。
富士山の右に見える島が第一海堡。
その沖に第二海堡がある(写真には写っていない)。

第一海堡(ここここ)の航空写真(ここから転載)。

                         第二海堡(ここここここ)の航空写真(ここから転載)。
細長く伸びているのが富津岬。
東京湾観音
佐貫町にある醤油造りの老舗、たまさ醤油(ガイドブックより)
鹿野山頂上付近からの東京湾
神野寺の門
マザー牧場
低い房総半島の山々。
行列の並ぶ竹岡式ラーメンの梅の家
竹岡付近の夕暮れ。遠方の山は大島か?。

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