熊谷〜荒川CR〜河川敷CR〜中土手〜葛西臨海公園〜若洲CR
参考資料:東京近郊サイクリングコースガイド東京東部編(山と渓谷社) P64



BD-3を購入してから峠ばかり走り、平地をほとんど走っていなかったので、
今日は久しぶりに荒川を走ることにした。

荒川のサイクリングロード(以下CR)はさいたま市の秋ヶ瀬公園より上流と下流に大別される。
本レポートでは便宜的に、上流を荒川CR,下流を河川敷CRと呼ぶ(正式名ではない)。
また、川の上流から下流を見た場合の左側の岸を左岸、右側の岸を右岸と呼ぶことにする。

荒川CRは森林公園から始まり、吹上町の大芦橋で荒川とぶつかり下流に向かうが、
今日は熊谷まで輪行し、荒川堤防上の舗装道路を通って大芦橋まで行った。

天気は快晴、熊谷からでも雪化粧した富士山がよく見えた。
北風が非常に強く、コース中ほぼ完全な追い風だった。
時速25km位で無風状態になることから、風速25km程度のようだ。

荒川CRは現在の荒川の堤防上にあるのではなく、
昔の川筋の堤防上に作られているようだ(私の推測)。
そのため、荒川そのものからは大分離れている。

荒川CRの周囲はのどかな農村地帯だ。
散歩や自転車に乗る地元の人はほとんど見かけない。
ときおり派手な色(蛍光色が多い)のジャージに身を包んだロードレーサーが
向かい風方向に走るのを見かけた。トレーニングだろうか?

途中、川越市の入間大橋から入間川サイクリングロードが始まり、
狭山市の豊水橋に到達している。
6kmほど走ったが、向かい風と横風が異常に強いため、
それ以上進むのは断念して荒川CRに戻った。

さいたま市の秋ヶ瀬公園の手前で荒川CRは終わる(この付近は一部工事中で迂回した)。
ここから河川敷CRへ接続する方法は、さいたま市側と志木市側の2つの方法に大別されるが、
今回は志木市側を通ることにした。
羽根倉橋を右岸に渡り、志村秋ヶ瀬運動公園内の道路を通過する。
この部分には、写真のような凸凸凸凸凸のパターンが10数個ある。
ただし写真のように大半は右か左に隙間があり、そこを通過すればダメージを受けない。
隙間がなくてダメージを受けるのは2,3個であった。

秋ヶ瀬橋の少し下流で河川敷CRに接続する。
河川敷CRは正確に言うと、サイクリングロードではなく災害時に物資を運搬する非常用道路なので、
道幅は広く、周囲の様子も先の荒川CRと大分異なる。
河川敷には野球場やサッカー場などのグラウンドが多い。
野球場は全部で100面位あるかもしれない。
普段はリトルリーグなどのチームがたくさん練習しているが、シーズンオフのせいかあまり見かけなかった。

赤羽の岩淵水門を過ぎると、河川敷CRの他に、堤防上にも道があるのでそちらを走る。
左に荒川、右に隅田川が見え、隅田川側はマンガ巨人の星の星飛雄馬の育った長屋
ありそうな雰囲気だ(特に夕暮れ時)。

テレビの金八先生の舞台、堀切の付近で河川敷CRはわずかにとぎれ、一般道を走る。

木根川橋から中土手に入る(上記2つ目の地図参照)。
中土手は左の中川と右の荒川の間にある土手というか堤防だ。
通常の舗装道路の他に、首都高(中央環状線)の下のコンクリート部分を走ることも一応できる。
コンクリート部分は少し高台にあるため、中川と荒川を眺めることができるが、
コンクリートの継ぎ目に段差があったり、タイヤより太い隙間があることもあり、
走行には十分な注意が必要である。


少し進むと左の中川に江戸川競艇場が見える。「江戸川」でなく「中川」であることに注意。
場所が江戸川区なので「江戸川」競艇なのだろうか。

中土手の先端まで行ってから少し戻り、葛西橋を渡って荒川左岸(中川はもうない)を
河口の先端部分まで進んで東京湾を眺める。
ここから東に少し行くと、葛西臨海公園 、江戸川河口、東京ディズニーランドと続くが、
そちらには行かず、荒川河口橋を渡って今度は荒川右岸を河口の先端部分まで進む。
先端部分には若洲ゴルフコースがあり、その周囲はサイクリングロードになっている。

この季節は日が短く、すでに夕暮れになってしまったので、寒空の中を家まで自走した。
熊谷付近の荒川
吉見町付近の桜並木
奥武蔵の山々。左に富士山が見える。
のどかな田園地帯を走る
鳥羽井(とばい)沼(ここここ)のほとりに
ヤジマ(ここここここ)という
サイクリストが集まる店があるらしいが、
気が付かなかった。
航空写真はここから転載。
入間川
入間川サイクリングロードの案内板
地平線まで続く?サイクリングロード。
左の荒川と右の入間川がこの先で合流する。
さいたま市付近。
右の4つの黒い物体は牛
羽根倉橋と秋ヶ瀬橋の間(志木市側)の道路にある凸凸凸凸凸
河川敷CRの道幅は広い。
左は傾斜の緩やかなスーパー堤防。右は河川敷のゴルフ場。
左が荒川河川敷と河川敷CR、右が隅田川。
中央の道は2つの川を区切る堤防上にある。
隅田川沿いの下町。
金八先生で有名な堀切の駅。
(私はTVを見たことはないが...。)
河川敷には野球場などのグラウンドが非常に多い。

中土手から下流を見る。
左が中川、右が荒川。
上を走るのは首都高の中央環状線。
右側にちゃんとした舗装道路がある。

江戸川でなく、中川にある江戸川競艇場。
中土手の先端から荒川河口橋を望む。
荒川河口の左岸。
左に行くと葛西臨海公園、江戸川河口、東京ディズニーランド。
荒川河口橋から上流側の中土手先端を望む。
左が荒川、右が中川。
若洲からお台場方面を望む。
写真では分かりにくいが、中央に富士山が見える。

若洲CRからみた東京湾。
房総方面がかすかに見える。

ここから転載した若洲CRの航空写真。

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