奥多摩〜奥多摩湖〜丹波山村〜今川峠(標高1060m)〜小菅村〜松姫峠(標高1250m)〜猿橋(走行距離不明)
参考資料:関東エリア自転車コースガイド(アテネ書房) P24
       東京近郊サイクリングコースガイド東京西部編(山と渓谷社) P84



今日は、Yahoo掲示板の多摩川トピで最近話題になった、
激坂と日本一のローラーすべり台があるという今川峠を調査することにした。

奥多摩駅まで輪行。
奥多摩からさらに丹波山までバスで輪行する予定だったが、
発車まで40分もあるので仕方なく走り始めた。

先週と違い今日は快晴。ところが走り始めて気がついたが、
風が異常に強く、しかも寒い。奥多摩では5℃だった。
周囲に山があるので、荒川や江戸川のように一方向に吹くのでなく、方向や強さは不規則だ。
ときどき突風が吹いて車体が不安定になることもある。

奥多摩湖を越えるまでに10個くらいのトンネルがあるが、
登りで車が多く、さらに向かい風が吹くという最悪のトンネルもあった(>_<)。

奥多摩湖を走っている途中で当初乗る予定だった丹波山行きのバスに抜かれる。
車内を見ると結構混んでいた。自転車を持ちこんだらヒンシュクを買っていたかもしれない。

奥多摩湖を越えると登りが続く。湖を越えたので風が弱くなるかと思ったが、あまり変わらない。
丹波山村に入ると高度が増したせいか温度が3℃に低下した。

ローラーすべり台の案内板に従って今川峠方面に進む。
最初の400m位が非常な激坂で蛇行しながら登ろうとしたが、
折り畳みで乗車姿勢が前傾でないせいか、後ろにつんのめりそうになったので、
登坂はあっさりあきらめて押すことにした(^^)v。

激坂の途中に飲食店があり、その横にローラーすべり台の入口がある。
写真のように、今はシーズンオフなので閉業している。
この地点がすべり台の一番下にあたり、ここから徒歩で一番上まで登る。
なお、すべり台のコースと上記の激坂は並んでいるわけではない(方向が90°異なる)。

激坂を過ぎると勾配はそれほどきつくなくなり、また交通量も少ない。
しかし風は相変わらず強く、ときどきすごい突風が吹くと、
自転車で進むのは危険なので降りざるを得なかった。
たくさんの枯葉が群をなしてそこらじゅう飛び交っている。

今川峠の頂上も強い風が吹きぬけていた。
頂上を過ぎ、風があまり吹かない空き地で一休みし、携帯燃料で湯を沸かしていると、
突然突風が吹き、風除けと湯沸しポットが倒れてしまった(>_<)。
ここから先、小菅村にはアッと言う間に到着したので、距離が短い分、
小菅村側の方が激坂のようである。

ここから松姫峠に向かう。この峠は2ヶ月ほど前にも一度登ったが、
HP作成前で写真を撮っていなかったので、再度登ることにした。
この峠は1250mあるが、それほど激坂はなく、交通量も少ない。

風はほとんど止んでいるが、ときどき突風が吹き、自転車に乗っていられなくなる。
突風が吹くとゴ〜という風の音が山全体に鳴り響き、不気味である。

松姫峠の頂上付近では高度が高い(1250m)せいか何とマイナス1℃であった。
息は白くない。道路にところどころ凍結防止?の白い薬品が散布されている。

松姫峠を越えた下りは冷たい風が吹き、
手袋はしているもののブレーキかけっぱなしの指先と足の指がひどく冷たくなり、
非常に寒かった。
もう今シーズンは高度の高い峠を越えるのは無理かもしれない。

帰りは中央線猿橋から輪行した。

青梅線の列車内。私の乗った車両は、
片側だけ、窓に向いたテーブルと椅子があった。
写真の左側が椅子(畳まれた状態)、右側がテーブル。
奥多摩湖。写真では分からないが、
非常な強風で波が強く、水柱が立つこともあった。
今川峠の途中から丹波山村中心部を見下ろす。
ローラーすべり台の案内。
すべり台の1番下。右の階段を登る。
すべり台の上から下を見下ろす。
右がすべり台。左が階段。
登れなかった今川峠の激坂。勾配20%位?
激坂を上から見下ろす。
遠方の右側がすべり台の入口。

今川峠の頂上。
風が強く、枯葉が乱舞して通りすぎる。

ここから転載した航空写真。
松姫峠の途中から奥多摩湖方面を望む。
山の頂上に白い灯台のような建物が見える。

松姫峠頂上の石碑。

ここ
から転載した航空写真。
松姫峠を越えて少し行くと、これから下る道が見えた。
松姫峠を下る途中。上の白い部分の少し先が峠。
下に見えるのはこれから下る道。

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