渋沢〜中山峠〜秦野峠〜日影山鞍部(標高770m)〜谷峨(走行距離35km?)
参考資料:神奈川サイクリングコースガイド50(山と渓谷社) P84



風邪を引いて3週間位になる。熱はないものの、鼻水の他にタンのからんだ咳が出て体調がよくない。
しかし当HPのレポートがまだ2つしかなく、早く充実させる必要があるので、無理して取材?に出かけることにした。

小田急線の渋沢から走り始め、まず小さい中山峠を越え、中津川をさかのぼり、林道秦野峠線に入る。
ガイドブックに書いてあるように、赤い寄大橋の手前で、寒桜(そんな桜があるのは知らなかった)が咲いていた。
少し進んだちょうどそのとき!!! 先週に続いてなんと土砂崩れによる通行止めの柵が(>_<)。

(
皆さんへ)
今回もこの部分をすりぬけて先に進むことにしましたが、本当は通行禁止です。
もし行かれる方は真似しないで、通行可能になってから行くようにして下さい。


何があるか分からないので、慎重に林道を進む。工事用車両がたまに通過する。
林道の先の山でときどき「ど〜ん」という轟音が聞こえ、不気味だ。
狩猟禁止の看板があるので猟銃ではなさそうだ。ダイナマイトを爆破させているのだろうか?

途中、なぜかスキーのスティックを動かしながら歩いている歩行者に出会う。
クロスカントリーの練習か?

数キロ走ると秦野峠に出た。ガイドブックによるとここで富士山が見えるはずで、
実はそれを撮るために今回丹沢を選んだのであった。
しかも昨日の天気予報によると、今日は快晴のはずだったのに、
残念ながら曇天のため富士山は影も形も見えなかった(>_<)。
秦野峠には林道記念碑(と鎮魂碑)があり、ここから別の林道が出ていて、
先ほどの轟音はその林道の先で発生しているようだ。

峠を一度下ってからまた登り、日影山鞍部に出る。途中、2個所ほど崖崩れ個所があった。
ここからは下るのみだ。少し下ると眼下に丹沢湖が顔をのぞかせた。

ときどき写真を撮りながら快調に下る。
前輪が少し横滑りするような気がしたため見てみると、何とパンクしていた(>_<)。
実は昨日、パンク修理の練習も兼ねて前輪を新品のチューブに交換し、
空気圧も十分入れたはずなのに...。
(注) その後パンクの原因が判明しました。自転車紹介の「BD-1の不具合(1)」を参照してください。

坂の途中に店を広げ(写真参照)、水でパンク個所を特定してパッチを貼る。
パンク修理のレバーはプラスチック製だと折れることがあると聞いたので、金属製のものを使用している。
レバーでタイヤの最後の部分を車輪にはめ込もうとするが、
なかなか入らず、力任せにレバーを押したら、何と超能力のスプーン曲げみたいにひん曲がってしまった(>_<)。
しかも、そのときレバーでチューブに穴をあけてしまったみたいで(サッカーで言うオウンゴール)、
空気を入れても洩れてしまうため、作業を1からやり直し。
これを3回位続けてようやく作業が完了した。
多分はめ込み方がおかしいと思うので、家で練習する必要がある。

坂を降りて丹沢湖に到着。周囲が20kmほどあるらしいので当初の予定では一周する予定だったが、
時間がなくなってきたのであきらめ、御殿場線の谷峨駅まで走り、輪行する。
無人駅で、乗車時に外からボタンを押してドアを空け、ワンマンバスのように整理券を取る仕組みだ。
車掌がときどき車内を循環し、整理券を提示して切符に変えてもらう。
そのときポケットサイズの発券器で切符を印刷して発券する。
驚いたことに、東京までの普通切符と新幹線の自由席特急券もこれで発券できた。

のんびりした里山を中山峠へ向かう。
寄大橋と寒桜。
通行止め(この写真は峠を越えた丹沢湖側のもの)
真似して通らないで下さいm(._.)m。
土砂崩れ現場。
今日もよく登った。
パンク修理中。
チューブ手前の、爪楊枝を刺した個所がパンクした穴。
なぜか白い泡をふいている。
チューブの中にあるのは水を入れた容器。
ここも土砂崩れ。なお、ここは通行禁止区域の外。
丹沢湖。

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