高尾山口駅〜高尾山ケーブルカー〜大垂水峠〜相模湖〜牧馬峠〜津久井湖〜橋本駅
参考資料:なし



今回は久しぶりの峠越えだ。

都営新宿線の森下駅から、京王線高尾山口駅への直通電車に乗ることにした。
ホームの先頭に行き、乗る電車の2つ前の電車が通過するのを見たところ、
休日の早朝(7時過ぎ)なのにどの車両もかなり混んでいた。
これは自転車を載せるのは無理かと思ったが、
なぜか最後尾の車両がすいているのを発見した。

そこでホームの最後尾まで移動し、
乗る電車の1つ前の電車の最後尾の車輌を観察すると、
到着時は満員だったが、ほとんどが降りた。
これで謎が解けた。つまり最後尾の車両がすくのは、
森下駅で交差する都営大江戸線の連絡口に一番近いためだと判明した。

次に来たのが乗車予定の高尾山口行きの直通電車。
到着時、やはり最後尾の車両は満員だったが、予想通りほとんど降りたので、
すばやく乗り込み、自転車とともに車両の一番後ろの壁にへばりつくことに成功した(^^)v。

高尾山口駅で降り、自転車を組み立てて駐輪場に置き、
ケーブルカーで山の上まで行くことにする。

まだ朝9時前だというのに、紅葉が見頃のためか、
ケーブルカーの駅はすでに混雑していた。
最初に切符を買う列に並び、次にケーブルカーに乗る列に並ぶ。

ケーブルカーの沿線は前半に紅葉のポイントがあり、最後に勾配がきつくなる。
ケーブルカーでは日本一の急勾配だそうだ。

展望台に行き下界を眺める。
今日は晴天だったが、朝のせいかモヤで霞んでいた。
イチョウ並木と思われる黄色い線が見えた。

再びケーブルカーで下界に戻る。駅は30分前より一段と混雑度が増していた。
朝9時台でこの混雑だから、昼過ぎに行ったらケーブルカーに乗るまで非常に時間がかかると思われる。
さすが生き馬の目を抜く東京だ。

混雑する高尾山を後にし、大垂水(おおたるみ)峠へ向かう。
この道は国道20号線(甲州街道)だが、朝なので20秒に1回位、数台の車が通る程度だった。
ただしトラックなどの大型車両も時々通るので注意が必要だ。
途中、サイクリスト10名位に抜かれた。

頻繁にギアを変速していたら、チェーンがはずれた。
チェーンに直接触れると手が汚れるので、軍手をはめる。
最初、自転車を立てたままチェーンを移動しようとしたが、動かない。
自転車を倒したところ、幸いチェーンが緩くなり、何とか移動できた。

久しぶりの峠越えだが、大垂水峠への傾斜はさほどきつくなかった。
峠の先の店でラーメンを食べ、相模湖に向かう。

相模湖から次の牧馬(まきめ)峠(牧場ではない)へ向かう途中で、
何度か登り坂があった。

初夏の富士山登坂で痛めた左膝がまた痛くなり始めた。
なぜか4ヶ月経っても直らない。
これから登る牧馬峠は傾斜がきついらしいので、登れるかどうか不安になる。
他にも、筋トレで痛めたと思われる箇所(右足の付け根、左手の手首、左手の肘)の
痛みが取れない。

牧馬峠へ向かう道では、1分に1回位、2,3台の車が通る。
ここでもサイクリスト数名に抜かれた。

峠に近づき、道路に丸い滑り止めの溝が刻まれているあたりから傾斜がきつくなる。
一番軽いギアでやや踏ん張る程度だが、
左膝が痛くてあまり戦力にならず、主に右足でペダルを廻した。

1km位進み、牧馬峠に到着。次に津久井湖へ向かう。
途中、何度かややきつい登り返しがあった。

津久井湖を経て、橋本駅に到着。
京王線(途中から都営新宿線)で帰宅。

始発で座席の横に自転車を置いたが、
ドアと座席の間に隙間がないので、自転車の分だけドアが狭くなってしまう。

新宿の1つ手前の初台駅で大量に人が乗り込み満員になった。
これは困ったと思ったが、新宿駅でほとんど降りた。
しかし降車中に自転車に引っかかる人がいて困った。
つまり、自転車はドアの端に置いてあるが、
高さがないので、大勢の人が下車すると、
後ろの方の人は、そこに自転車があるのに気付かず引っかかってしまう訳だ。

高尾山のケーブルカー。

これは9時発の1番列車。

筆者は2番列車になった。
今日は7分おきに運行しているらしい。
ケーブルカーにて。
紅葉のポイントは前半。
この先で勾配がきつくなる。
ケーブルカーでは日本一の急勾配らしい。
これが筆者が乗ってきた2番列車。
展望台にて。
今日は晴天だが、霞んでいた。
黄色い帯は、
多分この銀杏並木だと
思われる。
赤、黄、緑、空の青のコラボレーション。
紅葉。
紅葉。
帰りのケーブルカーにて。
このあたりの勾配が最もきつい。
ここでもう1台とすれ違う。
紅葉ポイント。
ケーブルカーの駅にて。

まだ9時40分位だが
ケーブルカーに乗る長蛇の列。

この列に並ぶ前に。
切符を買う列に並ぶ必要がある。
紅葉と人込み。

次から次へ人が沸いてくる。
大垂水(おおたるみ)峠へ向かう道。
交通量が多い。
最初、凍結しているかと思ったが、
コールタール?のようだ。
紅葉。
峠までもう一息。



峠に到着。
富士山を見たのは、
初夏に新五合目に登って以来だ。
峠の先でわずかに展望が開けた。

甲州街道の小原宿(おばらじゅく)本陣



同上。
相模湖がわずかに見えた。
相模湖。



同上。
相模湖ピクニックランドは、
さがみ湖リゾート プレジャーフォレストという
名前に変ったらしい。

紅葉。
牧馬(まきめ)峠(牧場ではない)へ向かう道。
たまに車が通過する。

峠の手前の最後の集落のバス停。
最後の集落。

サイクリストが通過。

「この先、馬のクツワのような丸い溝のある所からきつくなる。」
と話しているのが聞こえた。
ここから傾斜がきつくなる。
遠方の左上へ向かう坂はきつそうに見えるが、
目の錯覚なのか、実際にはそれほどでもなかった。
ヘアピンカーブ。
牧馬峠(向こうから登ってきた)。
車の右に数名のサイクリストがいる。
峠の先で少し道が狭くなる。
紅葉。
紅葉。
写真よりも実際の方が色がきれいだ。



道志川。

何か変な日本語だ。
家というのは、
数本の柱のみでも建っているものなのか。



津久井湖。
城山ダムの展望台へ向かう階段。
下をみるとけっこう怖い。
津久井湖の城山大橋と城山ダム。
白い部分は放水中の水。
城山ダムの上は道(城山大橋)になっている。
以下オマケ。
先日横浜のランドマークタワーへ行ったときに発見した、
傾いた建物。
中はほとんど空洞だ。

向こうのビルの入り口のような感じだった。
これは中で撮影。

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