上州富岡〜小幡〜名無村峠(標高820m)〜群馬藤岡(走行距離50km?)
参考資料:自転車コースガイド 続関東エリア(アテネ書房)



9月に峠越えを始めてからまだ群馬県には行っていないので、
雪が降らないうちに足を踏み入れることにした。

高崎から上信電鉄という二両編成のワンマンカーに乗る。
運転手のみで、乗車時に整理券を取って乗車する。
無人駅で下車するときは、運転席の近くのドアのみが開き、運転手が運転席のドアを
開けて出てきて、乗客が運賃箱に入れるのをチェックするシステムだ。

上州富岡で下車。
日本史で習った富岡製糸場の建物が残っているらしいので行って見たところ、確かに残っていた。
しかし残念ながら休館日(所有している工場が休日のため)だったので写真だけ撮ってきた。

次に小幡という小さい城下町に行く。何でも織田氏の城下町だそうだ。
見どころがたくさんあるようだったが、先を急ぐので自転車で20分ほど散策するにとどめる。

小幡から道は次第に登りとなる。最後の那須という集落は戸数50軒位で、
ここから峠越えが始まる。
実はここまでに、またここから先も、写真のような「土砂崩れのため全面通行止」の看板が
何度も現れたが、折角ここまで来たので行ける所まで行って見ることにした。
すると写真のように、道が半分ほど崩れていて、補修工事中であった。
他にも、道に亀裂が入っていて崩れそうなため、立ち入り禁止になっている個所があった。

(皆さんへ)
今回はこの部分をすりぬけて先に進むことにしましたが、本当は通行禁止です。
もし行かれる方は真似しないで、工事が完了して通行可能になってから行くようにして下さい。


峠越えの道は県道だが1車線の狭い道である。
通行禁止のため、この区間数キロは誰にも会わず、やや不気味だった。
高度が上がるにつれ、那須集落が眼下に見えてきた。
山のかなり上にも民家がある。

しばらく登ると三叉路に出た。看板はないがガイドブックによるとここが名無村峠らしい。
三叉路に何と「スクールバス停留所」の看板があった。
こんな山奥で誰がスクールバスを利用するのかと思ったら、
峠のさらに先に戸数10軒位の集落があった。

峠でコーヒーを飲み、下りに入る。地図で分かるように下りの方が距離が長い。
晩秋の山や谷を見ながら進み、藤岡に到着。

八高線に初めて乗ったが、1つの車両に向かい合わせの座席と横長の座席が混在しており、
向い合わせの座席の片側は何と1人掛けの向かい合わせであった(初めて見た)。

旧富岡製糸場の建物
城下町小幡の桜?並木
峠の手前の最後の那須集落。
写真では分かりにくいが、山のかなり上にも民家がある。
土砂崩れのため全面通行止
(なお、この写真は峠の向こう側のもの)
真似して通らないで下さいm(._.)m。
土砂崩れ個所
これから登る道がかすかに見える。
やっと半分位登った。

名無村峠の三叉路。峠の看板はない。

ここから転載した航空写真。
木が貫通している岩?。

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